5月21日(土)晴れ。早朝は6時頃出発の電車で奥多摩へ。
さらにバスで日原まで。下車してすぐ天目山をめがけて、裏山をぐいっと登る。
埼玉の秩父と面しているコース。
ほどなく、新緑のまばゆい色が見え始め、それはそれは幻想的でキレイな森でした。
ガサガサと草薮から音がして、上を見ると灰色の大きなお尻が見えて逃げていった。
イノシシかしらん。。と気持ちいい森の中をずんずん進んでゆく。
ここ一帯は天目山へ向って尾根伝いに天然のブナが豊富で、古い木々があちらこちらとある。
そして最初の山頂、標高約1,600Mほどもある天目山(三ツドッケ)に到着。
前日まで雨で、まだ遠くの方がガスっぽく、ちょっとすっきりしない。
お昼近くなり、日が照り続けているので気温も上昇し、 もわ~っとしてる。
おまけに虫達が相当うざかった。ハエが特に。。顔に寄ってきて落ちつかん。
ランチをとって、ここから仙元峠へ向ってまたブナの新緑に混じって進んだ。
私が今回行きたかった仙元峠です。↓
祠の後ろにあるブナの古木には、なぜかタルチョが掲げられていました。聖地ですね。
わたしも持ってくればよかったな・・・。
さてさて、また次はソバ粒山へ向って稜線を進んだ。
ソバ粒山頂にて。
ここから、川苔山の手前にある百壽の滝をめざして降りて行くはずだった。
こちらに向ってくる人がいて、現在地を聞かれたが、どうやら道を間違っているらしい。
我々も、なんとなく進んでいた道が分からなくなり、道が途絶えて戻ったりした。
ここら辺は道標がまったくなく、何本か道が分かれており、本当に不安だった。
下山していくのだろうという感覚しかなかったため、とにかく下っていた。
途中、滑って落ちそうになったりした道は、近道だったらしく、急に目の前が崖になっていた。
と、足を止めたら石が当たって落下していった。
すると、聞いたこともない野生動物の鳴き声がしてきた。
・・・私はとっさに熊だと思い、急いで逆方向の道へ逃げた。
逃げても、道が荒れていて人間の歩いた形跡がなく、不安になり、また戻ったのである。
泣き声のした先には下山の道と、遠く百壽の滝がある近くの舗装道路が見えていた。
あそこまで降りれば帰れると分かったので、恐る恐る進んでみたら・・・
木に登った熊が見えた。だいたい50M先に体長1Mほどか子供のツキノワグマだ。
怖い!!! すぐ逃げねばと、元の来た道を必死に這い上がって逃げた。
きっと親熊が近くにいるはずだ。。恐怖でこぶし大の石を片手に持ったまま。心臓はち切れそうだった。
だいぶ上って戻ったら、熊よけベルの音がしたので、近づくとやっと登山者に会えた。
向こうさんも、道が合ってるのか分からないと言って来た道は、我々が知らない道だった。
とりあえずもうなんとかなる。という安堵はあったけど、さっきの恐怖でだいぶ意気消沈していた。。
まずは、あのまま下へ進まなくてよかった。というのと、石が落ちて泣き声を先に確認できたこと、
そして熊もきっと危険を感じて木に登ったかもということ。
それから、逃げ迷ったところにベルの音で助けられたこと・・・。
クマの縄張りには近よっちゃいかんね。。あのコースはずっと人が通ってないのだろう。
後に、いろいろと熊と遭遇したらどうすればいいのか調べたけど、
発見から無事に帰ってこれたのは運がよかったんだ。
昔から熊の怖さは知っていただけに、本当に出くわすとはね・・・
でもちょっとだけ、あの小熊のうしろ姿は黒くて丸くてかわいかったな・・・。
ある日、森の中、くまさんに出会った・・・。
すたこらさあっさのさ~
さらにバスで日原まで。下車してすぐ天目山をめがけて、裏山をぐいっと登る。
埼玉の秩父と面しているコース。
ほどなく、新緑のまばゆい色が見え始め、それはそれは幻想的でキレイな森でした。
ガサガサと草薮から音がして、上を見ると灰色の大きなお尻が見えて逃げていった。
イノシシかしらん。。と気持ちいい森の中をずんずん進んでゆく。
ここ一帯は天目山へ向って尾根伝いに天然のブナが豊富で、古い木々があちらこちらとある。
そして最初の山頂、標高約1,600Mほどもある天目山(三ツドッケ)に到着。
前日まで雨で、まだ遠くの方がガスっぽく、ちょっとすっきりしない。
お昼近くなり、日が照り続けているので気温も上昇し、 もわ~っとしてる。
おまけに虫達が相当うざかった。ハエが特に。。顔に寄ってきて落ちつかん。
ランチをとって、ここから仙元峠へ向ってまたブナの新緑に混じって進んだ。
私が今回行きたかった仙元峠です。↓
祠の後ろにあるブナの古木には、なぜかタルチョが掲げられていました。聖地ですね。
わたしも持ってくればよかったな・・・。
さてさて、また次はソバ粒山へ向って稜線を進んだ。
ソバ粒山頂にて。
ここから、川苔山の手前にある百壽の滝をめざして降りて行くはずだった。
こちらに向ってくる人がいて、現在地を聞かれたが、どうやら道を間違っているらしい。
我々も、なんとなく進んでいた道が分からなくなり、道が途絶えて戻ったりした。
ここら辺は道標がまったくなく、何本か道が分かれており、本当に不安だった。
下山していくのだろうという感覚しかなかったため、とにかく下っていた。
途中、滑って落ちそうになったりした道は、近道だったらしく、急に目の前が崖になっていた。
と、足を止めたら石が当たって落下していった。
すると、聞いたこともない野生動物の鳴き声がしてきた。
・・・私はとっさに熊だと思い、急いで逆方向の道へ逃げた。
逃げても、道が荒れていて人間の歩いた形跡がなく、不安になり、また戻ったのである。
泣き声のした先には下山の道と、遠く百壽の滝がある近くの舗装道路が見えていた。
あそこまで降りれば帰れると分かったので、恐る恐る進んでみたら・・・
木に登った熊が見えた。だいたい50M先に体長1Mほどか子供のツキノワグマだ。
怖い!!! すぐ逃げねばと、元の来た道を必死に這い上がって逃げた。
きっと親熊が近くにいるはずだ。。恐怖でこぶし大の石を片手に持ったまま。心臓はち切れそうだった。
だいぶ上って戻ったら、熊よけベルの音がしたので、近づくとやっと登山者に会えた。
向こうさんも、道が合ってるのか分からないと言って来た道は、我々が知らない道だった。
とりあえずもうなんとかなる。という安堵はあったけど、さっきの恐怖でだいぶ意気消沈していた。。
まずは、あのまま下へ進まなくてよかった。というのと、石が落ちて泣き声を先に確認できたこと、
そして熊もきっと危険を感じて木に登ったかもということ。
それから、逃げ迷ったところにベルの音で助けられたこと・・・。
クマの縄張りには近よっちゃいかんね。。あのコースはずっと人が通ってないのだろう。
後に、いろいろと熊と遭遇したらどうすればいいのか調べたけど、
発見から無事に帰ってこれたのは運がよかったんだ。
昔から熊の怖さは知っていただけに、本当に出くわすとはね・・・
でもちょっとだけ、あの小熊のうしろ姿は黒くて丸くてかわいかったな・・・。
ある日、森の中、くまさんに出会った・・・。
すたこらさあっさのさ~
おしまい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます