所内のコンプライアンス監査とハラスメント委員会に相談しましたが、
非常に残念な気持ちになり申し立てをすることを断念しました。
「本当に申し立てしますか?大変ですよ・・あ、もちろん貴方を守りますから安心してください」
の繰り返しで。
申し立ての内容を伝えると、
「そういったことはシステム上起こりうることではあるかな・・・まぁもちろん調査してそれがコンプライアンス、ハラスメントに該当するかは調査後に判断しますので。時間かかりますよ・・」
「・・・・よくわからないけど、まぁ調査したり聞き込みをすれば罰せられる問題かどうかはわかりますから」
などと【前向上】がしつこ過ぎるし、既に私の申し立てに意義を唱えられているように感じてしまい。
終いには
「コンプライアンス監査室からこれはコンプライアンスじゃないからとこちらのハラスメント委員会に回ってきましたが・・・コンプライアンスじゃないのこれ??」
「コンプライアンス監査室が退職を勧めたの?ダメじゃんね・・あ・・まあその選択もありかもしれませんけど」
「貴方の仕事は継続できますから大丈夫ですよ。あ、もちろんだからといって申し立てを引き下げてということではないですよ。」
と私が面倒な人でたらいまわしになっているように感じたり、大人しく申し立てを引き下げて、あわよくばここを辞めて欲しいといった気持ちを感じてしまう会話が2時間近くも続き心身疲れ果てました。
申し立てをするまでにいろいろと証拠書類を作成したり心身共に本当に大変だったので。
それが申し立てすることで落ち着くかと期待していたのですが不信感が募っただけでマイナスでした。
私が通報したい上司が10年以上も野放しになっている原因がよくわかり、その点では前向きに別の方向に動く覚悟もできました。
私は独り身なので自分の都合や意志でここを退職してまた新しい仕事を探しても問題はないですが、家庭の事情や経済的事情ですぐに転職できず、上司の行動や言動も変らず酷いパワハラを受け続けて心身が本当に弱って疲れてしまっている人にこんな対応をしたのでは自殺や復讐など究極の選択をしてしまうのではないか・・と悲しく憤りすら感じました。
悩みを抱えている人に対応する人には【まずはジャッジせずにそれを受け止める】ということが必要だと思います。
言葉や行動に対しての感じ方は十人十色です。
自分にとってはパワハラとは思えないことでも、他者がそう感じるのであれば、どちらの味方であるとか正しいとかそういったことではなくそれを受け止めて調査して正しく公平にみて考慮し改善する必要があると思うのです。
申し立て内容が処罰にあたる問題なのかは調査後に正しく判断・決定がくだされることであって窓口がそれに対して意見するべきではないと感じました。
面談の段階で担当者個人が意見したり疑ったり気持ちを揺さぶるのであればそれはそういった申し立てを諦めさせて、なかったことにするような意図があると感じられても仕方ないですね。
日本に存在するコンプライアンスやハラスメントの窓口が飾りなだけだったり、正しく機能していなかったり、申し立てをもみ消して未然に防ぐ防波堤にならないことを心から願います。