【我が強い】人の多くが自分は【芯が強い】とポジティブに捉えがちなことはとても多いように感じます。
【我が強い】というのは、どのような状況や立場でも自分の意見を主張し、意見を押し通すといった性格や気質で、その主張をとにかく強く押し通す負けず嫌いな傾向もあるかと思います。この気質は勉強や仕事といったことにはプラスに作用する場合もあるかと思いますが、人間関係となるとマイナスに作用している人が多いのではないかと感じます。
【芯が強い】というのは自分の中にしっかりとした揺るがない考えを持ち、周囲や他者に強い主張や自己アピールをしたり勝ち負けにこだわることなく周囲と協調しながらも自分軸がぶれない性格や気質ですね。孤立しがちな傾向や目立たない存在である場合も多いですが自分をアピールしなくても次第に自然に周囲から信用や信頼を得ている場合が多いように感じます。
芯が強く、揺るがない自分軸がある男性同僚がいるのですがとても尊敬します。
彼はグループ内で一番若く、常には縁の下の力持ちのように動いているのですが、【我が強い】問題児でもある上司が間違ったことやリスクのあるようなことを部下に押し付けようとする時には会議でスっと手をあげて反対意見をしっかり述べることができて心の中で拍手しています。
その後に上司からはもれなく「そんな態度を取ると君にとっていい結果にならないよ」と脅されるそうですが、そういう時にはそれに怯えたり萎縮すると余計に相手が「こいつは黙らせることができる」と確信するから、もっと堂々と自分を主張して強く出ることが大事だと話していました。
上司には男尊女卑の傾向も強いので女性にはさらに立場や個人情報を利用して圧力をかけてくるだろうから、そういったことがあれば一対一で闘わずに部長やコンプライアンスに逐一報告したほうがいいですよと。
我が強い人は負けず嫌いでなんとしても自分の意見や主張を通したくて、その為には手段を選ばず言葉の暴力や相手を陥れよう潰そうと躍起になることがあるので本当に困ります。
できるだけそういった傾向のある人には自分の情報を渡さないことが防衛策でもあるとも感じています。
常には気さくで優しい感じなのでついつい雑談で自分のことを話してしまう人が多いのですが(私もそうでした)全てを覚えていてそれを悪く利用して相手を黙らせようとしたり脅したりすることもあるので要注意だなと・・
こんな上司の下で働いているので定期的に周期的に転職したくなります。。
でも、上司以外に嫌なことはなくて寧ろ仕事も職場も楽しいので続けることができています。
12月から新しい人が入るので、上司が私に無理難題や責任を押し付けてきたりモラハラ・パワハラ的なことをしてきたら昨年みたいに我慢したり感情を飲み込んだりせず部長やコンプライアンスに直行しよう!思えたことでとても気持ちが楽になりました。
昔はコンプライアンスやストレスチェックなどで従業員を守るシステムはなかったので我慢して体調を崩して辞めるといった流れも日常的だったと思います。私もそういった経験がありました。
迷惑をかけたらいけないなどと1人で我慢したり戦わず、そういったシステムをありがたく利用させて頂くことも心身を守ることには必要だと改めて感じました。
人間は優しくも恐ろしい存在ですね。
人間に傷つけられもするし、救われもする。
そういった人間関係を通じて誰もがこの現世を生きて何かしらの学びや経験を積んでいくのでしょうね。
悪い例が近くに存在しますから反面教師で私利私欲や主張の為だけに人を傷つける我の強い人間にはならないようにとますます自分について省みるようになりました。
そして私の経験・知識・能力が誰かの役に立てたり力になれたらともいつも願います。