巷で話題となるモンスターペアレンツ。
一歩間違えると
自分もなるところでしたというお話です。
高校入学以来
張り切って生活している娘
誰も知っている人のいない世界に入り
慣れないローファーを履いて
毎日往復40分ほど歩き
朝も1時間30分以上早く家を出発しなければならなくなり
といった中でも
一つ一つの活動に楽しく取り組み
生徒会活動にも積極的に取り組み
発言したり
先生たちに話しかけたり
と笑顔で生活していたので
安心していました。
ところが先日
奥さんに学校の近くにある駅まで
迎えに来てほしいと電話があり
行ってみると
頭痛がひどくて
やっとその駅までたどりついたということでした。
頭痛の原因は
どうも
友達関係で
見たくないものを見たり
聞きたくない言葉を聞いたり
守るべきルールを守らなかったり
みたいなものを
一気に浴びたので
滅入ってしまったらしい。
奥様が
先日の宿泊行事のとき同様に
怒り心頭で
こちらに電話をしてきた。
こちらにも
奥様の怒りがそのまま伝わり
ひどいことをやったという顔も知らない女子達に対して
怒りを覚えました。
乗り込んでいって
「なにやっとんじゃあ💢」と
その顔も知らない子達に怒りをぶつけたい気分になりました。
娘がかわいそうというか
不憫で仕方がありませんでした。
翌日に
用事があったのもあり
学校の帰りに
家まで送っていくかとLineすると
「お願い」の返事があったので
娘を車に乗せました。
見た感じは
今までとあまり変わってはいませんでしたので
ホッとしました。
当たり障りのない話をしていたら
娘の方から
その件について話し始めてくれました。
娘の話を聞いていたら
怒りやら不安やらがどこかに消え去ったのです。
奥様からの
電話で頭の中にイメージしたストーリーと
比べると
違っているところがいくつかありました
確かにルールを無視した形になってしまったものの
ずかずかと一方的に入り込んできたわけでもなく
好き勝手にやったわけでもなく
娘も注意することができていた
といったことが見えてきました。
「今日は先生たちにも話せた」と言う娘の顔は安心した感じがして
「教頭先生にまで話しちゃったから、◯◯先生(娘の担任の先生)後で怒られないかな」
などの心配をしている娘を見ていると
安心できました。
と同時に
また聞きの話を聞いただけで
勝手にストーリーをイメージして
それにより
怒りまくっていた自分
に対して目が向きました。
最近書いてきた
中心核が消えていたのにフレームだけが残っていた思い込み
今回は
自分で一方的に場面を思い込んで
その思い込みにより
怒りが発生してしまった
思い込みのパワー
をまたまた感じてしまいました。
こういうネガティブ系な感情の湧くところには
思い込みがあるのでしょうね。