先日見知らぬ町に一泊しました。
用事がある場所から歩いていけるホテルを
予約しようとしたら
全て満室状態でした。
なので少し離れた場所のホテルを予約したのです。
電車で何駅か乗り越して
そのホテルのある駅に降り立ちました。
一度も来たことのない町で
しかも夜だったので
方角や距離感やらよくわからない状態。
駅前の立体歩道橋から見渡してみると
「あった!」
そのホテルのネオンが遠くの方に見えました。
目的地が見えて良かったという安心感とともに
意外に遠いじゃんという思いが出てきました。
地図で見たらすごく近くに思えたのになあ。
とにかく知らない町ですので
ホテルの方角に向かい
通りを歩いていきました。
もうすでに10時を超えていたので
お店も閉まり始めていて
人通りもそれほど多くありませんでした。
その通り道にスターバックスがありました。
店内から明るくもれ出している光に誘われて
珈琲でも飲んでいこうと思ったのですが
すでに閉店。
スタッフの方々が掃除などのクロージング作業に取り組んでいました。
少しガッカリしながら
まあもう少しでホテルに着くからいいかと思い
歩き始めましたが。。。
まず一気にお店のない通りになって
体全体が暗闇に包まれるかのような感覚になってしまいました
見知らぬ町の
人気がない
暗い夜道を
一人で歩いていたら
だんだん心細くなってきてしまい
余計に暗闇を重苦しく感じてしまったのでしょうね。
それにしても
遠い!!!
遠すぎる!!
これ
駅から離れ過ぎでしょ・・・
と
プチパニック感すら湧き出てしまう始末
ですので
ホテルにたどり着いたときには
本当に
ホッとしました。
暗黒の世界から無事に帰ってまいりました!!
というイメージです。
なんでこんな話を書いたと言ったら
翌朝
せっかくスタバがあるのだから
モーニング珈琲でも飲みに行こうと
朝ごはんの前にちょっと散歩に出てみたのです。
そしたら
結構遠いと思っていたスタバが
こんなに近間にあったのか!!
と驚くくらいに
あっという間に着いてしまったのです。
クリスマスブレンドを飲みながら
しみじみと
人生を想起してしまいました。
なにやら訳のわからないことをやったり
不安が心の中に広まっている状態だったりすると
何気ないものが
不気味に感じてしまい
心配やら
難しいかもしれないというな思いやらが
渦巻いて出てきてしまうんですね。
ところが
実際には
こんなにも短いあっという間の距離しかなかったという結末
看脚下という言葉を
改めて思い出しました。
とはいえ
何やら
狐さんとかに
化かされたような思いもしました。
同じような場面に活かせたらうれしいなあ。。