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幸せのちゅちゅ

内面の会話|決める!割り込み客に悩んだ自分とサヨナラ

 先日新幹線に乗ったとき
ダラダラと内面の会話で盛り上がりました

いや
ウダウダ、グジグジと
かっこ悪く愚痴っていました
と言い換えたほうがいいです。


指定席を購入してあったので
時間間際まで駅構内の待合室でゆったりと過ごし
それから
ホームに降りていきました。


ラインで囲まれた待ち位置で待っていると
後から男性が来ました。


自分よりも年上の男性は
私のすぐ近くの
指定された待ち位置ではないところで立ち止まりました。

その時に
イヤな予感はしたのです

新幹線がホームに入って来ると
その男性は私の前にそそくさと入ってきました。

何事もないような顔で
目の前に入り込んできた😲 

いわゆる「割り込み」です

嫌な予感的中!

私の内面では次のような台詞が出てきました。


「おいおい順番守れよ」
  「全席指定席だからまあいいか」
「一声かけてやろう」
  「ずっとこの場所で待っていたわけじゃないからいいか」
「しゃあしゃあしているからちょっとむかつくなあ」
  「これくらいのことで注意してもみっともないな」

だけど
それほど
怒り心頭になっていたわけでもなく
苦笑いですむ
ような気がしたのです。

そのため
何も声をかけずに乗車しました。


新幹線は空いていて
次の停車駅までの時間も長かったので


ゆったりとくつろげるはずでした。


ところが


新幹線が動き始めた瞬間

私の脳内で大騒ぎが始まったのです

今頃になって

割り込みした男性に何も言わなかったことに
腹を立てたのですね。


先程のホームでの場面が再現されます

何食わぬ顔で自分の前に入り込んできた男性

言おうと思えば注意できたのに

注意を飲み込んだ形になってしまった


自分を責める言葉やら
割り込み男性を責める言葉やら
でも
やっぱり
注意しなかった自分をもっと責める言葉やら

エンドレスで
次から次へと
出てくるのです。


「みっともない」状態そのものです。


こんなカッコ悪いのは嫌だと思うのですが

どうにも止まりません。




深呼吸をして
落ち着こうと試みた自分に

突然閃きが舞い降りてきました。


決めなかったから

カッコ悪い結果につながっている。


あのとき、私は新幹線のホームで決断をしなかったのです。


ハッキリ言って注意使しても注意しなくても
どちらでもかまわないのです。


どちらかの選択に決めればよかっただけでした。


「これくらいのことで注意するのは大人げないし、みっともないから、注意しない!」
と注意しないと決めても良かったし


「ルールがあるのだから、『私が先ですよ』と言う!」
と注意すると決めても良かったのです。


本当にしょうもない
どうでもいいことで
霧の中に迷い込んで
グルグルしていたかのように自分をネガティブに見ていた世界から

パッと明るく晴れ渡った世界に出れた気分でした。


その後の新幹線車中での状態が
ゆったりした時間になったのは言うまでもありません。


決めよう!
決めるだけだ!


考えを整理するのは大切ですね。


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