2025年度 文化庁「芸術家の派遣事業」の
実施校募集が行われています。
以下のページに状況を書いてありますので、
ご利用を希望される先生方は、すぐにご確認ください。
2025年度 文化庁「芸術家の派遣事業」の
実施校募集が行われています。
以下のページに状況を書いてありますので、
ご利用を希望される先生方は、すぐにご確認ください。
https://profile.ne.jp/pf/masaki-ogawa/c/c-230134/
に書きました、文化庁「文化芸術による子供育成総合事業~芸術家の派遣事業」の状況
(これまで10年以上、申請すれば100%行えていたこの事業の採択率が
2023年実施分で18%程度の採択率になり、全国各地の多くの学校に
「風の五重奏団」の演奏をお届けできなくなった事態)について、その状況と
2022年12月末から2023年5月にかけて行ったことについてまとめました。
1)状況
申請を行った39校(姉妹団体である森の五重奏団への客演を含む)のうち
32校が不採択(ただしうち1校は申請失敗と思われます)、採択は7校でした。
採択率は18%。
2)クラウドファンディング
READY FORでクラウドファンディングを試みました。
学校毎に行う、ある程度の学校をまとめて行うなど、色々考えましたが
学校名の公表に大きなハードルがあるようで、
1学期に実施予定だった学校でクラウドファンディングに参加したのは
静岡県裾野市の富岡第一小学校のみでした。
https://readyfor.jp/projects/kaze/comments
小川が静岡県御殿場市のFM局の番組に電話で出演したり、
多くの暖かいご支援、お言葉をいただくことができ、
一定の手ごたえはありましたが、結果としては不成立でした。
今後は、学校名を出さずに行うことが可能かどうか、試してみる予定です。
3)文化庁:ユニバーサル公演事業の公演団体募集
主に特別支援学校での公演を想定していると思われる事業で、下記サイトに情報があります。
https://www.kodomogeijutsu.go.jp/universal/index.html
不採択校の中には特別支援学校もあり、特別支援学級の為の公演も
多いことから応募しましたが、不採択でした。
4)文化庁:文化施設等活用事業
この事業の応募を見つけたので
条件(1校の場合は25学級以上あること。それ以外の場合は2校以上合同)に
合うと思われる全ての学校とホールに連絡し、
千葉県市川市、埼玉県伊奈町、静岡県裾野市の学校が応募しました。
市川市は、ホール(市川市文化振興財団)を含めて特に協力的で
音楽に熱心な学校にもあちこち声をかけてくださるなど、
色々とご配慮をいただきましたが、不採択となりました。
学校、ホールに連絡したものの、応募を断念されたのは
青森県十和田市、埼玉県上尾市、加須市、戸田市、千葉県白井市の学校でした。
募集時には既に新年度が始まっており、タイミングも良くなかったと思います。
https://www.kodomogeijutsu.go.jp/shisetsu/index_f-g.html
結果は静岡県裾野市のみ採択。
6月に富岡第一小学校で公演予定だった演目とメンバーで
2024年1月に裾野市民文化センターの多目的ホールで行います。
富岡第二小学校の児童も参加します。
この結果、32校の不採択校のうち、お会いできることになったのは2校のみでした。
5)その他
不採択だった学校のうち
PTA等の予算を活用して「周年事業」として独自に公演を
ご希望の学校が1校あり、公演は2023年12月の予定です。
6)今後
これまで約10年間、この事業の対応を中心に一年中作業するような形になっていたため、
他の公演のご相談をお受けするための窓口がありませんでした。
この「専門家プロファイル」を含め、今後相談窓口を作ります。
来年度のこの事業については、採択率が18%でも応募したい、
というご希望の学校のみ、対応予定です。
この件について、「こうすべきだ!」などのご意見があれば、
ぜひ下記までお知らせください。
info@arinomi.jp 090-9306-2356(ありのみ株式会社携帯)
執筆:小川正毅
標記の件について、以下のサイトにコラムを投稿しました。
~小学校・中学校・高校・特別支援学校の「やる気」がある先生方向け~
「文化庁の事業を利用して、お金をかけずに音楽室で“風の五重奏団”(プロの木管五重奏団)の演奏を楽しむ方法」
第17回:(9)あとがき
ここまでお読みいただいた皆様、ありがとうございました。
情報の内容はいかがでしたか?
ご質問、ご意見などがありましたら、
https://profile.ne.jp/pf/masaki-ogawa/
をご覧いただき直接お電話いただくか
「この専門家に相談する」からメールをいただくことも可能です。
なお、今後いただくであろうご意見やご質問を受け、
該当する記事を随時更新していく予定です。
明日以降、どのページからどのページへも簡単に飛べるように
リンクを張る作業をいたします。
これらの情報が今後長く、多くの方のお役に立つことを願っています。
そして、これからも数多くの皆様と、現場でお会いできますように。
これまでにお送りしてきた情報は、以下の通りです。
(この原稿は、専門家プロファイルのコラムとして投稿し、
ありのみ株式会社のブログにも、同じ内容で投稿しました。
以下のリンク先は、専門家プロファイルのコラムに統一してあります)
第3回:(2)どういう内容なの?~その1~(日程や時間設定、公演回数、会場、対象学年、保護者の参加などについて)
第4回:(2)どういう内容なの?~その2~(演奏曲目などについて)
第5回:(2)どういう内容なの?~その3~(なぜ豊富なレパートリーが準備できるのか)
第6回:(2)どういう内容なの?~その4~(「カノン」以外の共演曲について)
第7回:(2)どういう内容なの?~その5~(投影のシステムについて)
第8回:(2)どういう内容なの?~その6~(おまけ:拍手のお話)
第10回:(4)どうやって申し込むの?~その1~「対象・募集時期と実施時期・書類の提出先と提出方法」
第11回:(4)どうやって申し込むの?~その2~「様式2」と「様式3」
第12回:(4)どうやって申し込むの?~その3~「様式4」と「様式5」と「様式6」
第17回:あとがき(今日はここ)
(おわり)
(2020年4月19日up 4月29日更新 2022年4月28日更新 執筆:小川正毅)