いや~なんだべっす
一気に冬に逆戻りですね~
まぁ~雪好きなんで問題ありませんが。
別れたはずの雪との再開…4月なのに冬物を引っ張り出しました。
ここ数日
桜の開花情報がちらほらと聞こえた長井市内
最上川堤防沿いの千本桜に淡いピンク色を確認したばかりでした。
で・・・
この雪です。
今日あたりお花見を計画されて方も多いかと
雪見と花見を両方できて贅沢だなぁ~と呑気なことを言っているのはアシタメだけでしょうね。
さくら回廊としては痛い降雪となったわけです。
さてさて・・・
そんな今朝の長井市から
昨日、実施いたしました最上川河川清掃交流会の模様をお伝えいたします。
毎年、最上川ビューポイントを起点に上流下流5キロ程と、置賜白川周辺を清掃しております。
地元の豊田地区の方々をはじめ
水辺で遊べるわらしっこ広場の皆様
出羽乃国漂流隊、関係行政機関など、多数の皆様のご協力で実施しております。
また、今年は長井市内で新しく誕生しました
「水の案内人 ウォーター・インタープリター」の方々にも参加いただき
水環境教育という実習も兼ねまして開催しました。
少し肌寒い天候でしたが(今日とは比べ物になりませんが…)
皆さんのご協力もあり、最上川・白川周辺は大変きれいになりました。
本当にありがとうございました。
それでは
ここで、清掃作業中の風景でも・・・
河川内に多く目立つゴミのほとんどはプラスチック製品
なぜ?どうして?といった原因究明については
皆さまにご推察いただくこととして…
ビニール類は風などで飛ばされてきたのでしょうが
ペットボトルや弁当容器類
肥料袋に詰め込まれた生活用品など・・・
これらは水上から確認できる一部でしかありませんが
水中に沈んでいるであろうゴミは数えきれません。
浮遊性のゴミは木に引っかかるなどして
この周辺にとどまるわけですが
酒田下流までに流れ着くゴミの量を考えると・・・
水は人々の生活にとって欠くことのできないもの
飲料水といったところから、田畑を潤す水、動力としての水、癒す水と
人は生きていくうえで、毎日必ず水にふれるわけです。
自然の浄化作用では何ともできないこれらのゴミを
やはり、私たち人の手で処理しなくてはいけません。
「水に流す」という言葉がありますが
ゴミは流しちゃいけません!!
川じゃなくてもポイ捨て禁止は当然ですが
あらゆるものが水に流され川に集まります。
山や道路のゴミも、雨や風によって運ばれます。
そしてそれらは海へと流れていきます。
数十年前までは「道」として機能していた最上川
様々な物資から、人々の交流、文化を運んできた舟運
ゴミ問題は、この流れにのせて次の世代へ流すわけにはいきません。
拾う人がいるということを、対なす側はよく考えなくてはいけません。
コンビニ袋に入れられた弁当容器とペットボトルが河川内にあるって現実を・・・
(集まったゴミの一部…90リットルの袋のほとんどが自然の力で処理できないもの)
5キロ周囲、4時間ほどでこの量です。
完璧にとはいきませんが
これから観光で賑わう街のイメージが、更に良くなれば・・・。
きれいな景観は心を浄化してくれます。
汚したい人なんていません。
がんばりましょう。