栄華を極めた
藤原一族の浄土信仰と娯楽
現世にみせた極楽の世界・・・
当時はどんなに素晴らしかったんでしょうか。。。
金色堂では
死後の世界観が眩いばかりの装飾で表現されており
豪華絢爛、時代の最高傑作と言わんばかりの仕事がみてとれます。
毛越寺では
現世における栄華を庭園と仏閣にて表現し
仮想的な部分に当時の権力をみることができました。
いつの世も・・・舟遊びは贅沢なことなのでしょうか。。。
雲を水で表現して。。。
ぐるっと境内をみてまわりますと
あらためて日本の色を感じます。
日本の庭園は四季それぞれに趣があり、個々の色をもっております。
日常に見る自然の色彩美、これが日本文化の神髄でしょう。
見てまわるには、物足りなく感じる方も多いかもしれません。
ですが、日本人の心を感じ取るには、十分なほどの美がそこにありました。
人工的な造形を芸術と評する部分。
また・・・
人為的な意志を美と称する部分。
日本の伝統文化というものを、深く理解するには
やはり
「心」と「精神」を育まなければいけません。
人間は自然を創ることは出来ませんが
それを表現したり再現したりすることができます。
壊すことなく
活かして
一部と成す
五行からうまれ・・・五行へとかえる・・・滅し、また…生とつなぐ
我は天にありて、天は我のうちにあり。。。
浄土信仰から輪廻へと。。。
アシタメは今日も活きます。