辰年の閏年は
高畠・米沢エリアでも…
なんて、なんの因果もないように思われますが
個人的にはね・・・(亀岡文殊)
前回まで、濃いめのレポが続いておりましたが
今回はラーメンだけに、ガラッとエリアを変えまして
米沢ラーメンエリアからお送りいたします。
実は今、米ラー(米沢ラーメンフリーク)の間でひそかな話題となっているお店へ
亀岡文殊からさらに南東に位置する、高畠町和田にあります、すがいさんです。
(ひらまさんから東へ向かった交差点のさらに先、JA和田支店近辺)
名前もシンプルですが
お店の外観も…ほとんどお家です。
こういう、たたずまいって
50代以降の先輩ラーメン通の間では、ツボなんですよね?
民家をそのままっていうのがラーメンしかり、蕎麦しかり・・・。
うまいお店の代名詞みたいになってませんか?
それにしても
ラーメンの看板やのぼりがありませんと
道路からも見落としますし、普通の住宅に溶け込んでしまいます。
開業に至った経緯や何やらは不明ですので
まずは食べてみましょうね!
では店内へ・・・
ほほ~お座敷のみですね?
琴平荘タイプのみんなで食べる系っすね!
組の長テーブルが3島です。
25~30名がギリギリでしょうか?混雑時は大変そうです・・・(-_-;)
メニューは柱と壁にありました。
焼きそばがあるあたりが特徴的です。
なるほど、地元の方々は小宴会なんかでも使ってらっしゃるんですね?
んじゃ、最初ですから
ベタにらーめん行ってみます。
ほい。。。
キレイなラーメンです。
透き通るスープが特徴的ですね!
基本的な米沢系ではないでしょうか。
(おもてなしのこころ。お漬物は調味が強いので、最後にいただくアシタメです。)
香りもどこか懐かしく
食欲をそそります。
が!!!
デフォルトでかなり多めのブラックペッパーがふってあります。
ん~。
嫌いじゃないんですが、出前っぽくなってしまう個人的なイメージ。
まいっか!OK~(ローラ風)
ではでは!!
きれいなスープです。
塩気が優しく、うまみにあふれる米沢の真骨頂!
それでこの細麺もプリプリと口当たりがイイです。
太麺好きのアシタメですが、細麺独特の食感はイイっすね~。
この縮れ具合がうまい具合にスープを絡んでもちあげる。
米沢系ラーメンは、つゆだくのゴハンを食べるのと同じである・・・
こんな風に、アシタメは思っています。
(肉厚の柔らかいチャーシューがホロホロと・・・)
つけ麺というジャンルが牛皿ならば、米沢系はつゆだくの牛丼である。
コメがつゆをまとうように、麺がスープを羽織る・・・まさに米織!!
細麺が紬であるかのような、織りなすうまさが着物のような・・・
米沢ラーメンに関しては多くの先輩ライターやHPが存在しておりまして
まぎれもない置賜の名物であります。
ラーメンを語るうえで外せない山形ラーメン五虎将軍の一角!
ここ、すがいさんを味わいまして
米沢高畠エリアのラーメンは、アシタメの麺熱をさらに上昇させております。
この日、『かわにし』『ひらま』と・・・南東エリアの名店を味わえず
一際、五臓六腑にしみわたる一品でした。
今回のコメントを全ての米沢ラーメンのお店へ・・・
ちょっと・・・ブラックペッパーがポカポカさせますね~。
ご馳走様でした。