とりまににっき

大好きな鳥さんを日々探し、写真を撮るのが幸せ、登山も大好き。カメラを持っての登山、お写んぽ投稿が主になります。

田んぼにて セッカ 続報

2021年07月06日 16時02分00秒 | 
前回 セッカ の巣を見つけた田んぼへ…
その後、どうなっているか、再度出かけてみました。

まずは、タマシギ
ショック… 
もう一つの巣も放棄されていました…
これで二か所、放棄です
どこの田んぼも稲が成長し、もう探すのが困難…
あきらめるしかないのでしょうか…

あきらめて セッカの巣の場所へ移動中、ハクセキレイ の雛に遭遇



4羽ほどが飛び回っていましたが、この1羽が末っ子みたい…まだまだ幼く、親の給餌を待っているようでした。

すると鳴きながら セッカ が…



小さくて、すばしっこくて、撮るのが超ムズ〜



よしよし、今日もちゃんといるな



まずは前回見つけた巣をチェック👀
前回より、少し葉が枯れているようです。
ということは、前回見つけた時は作り立てだったのでしょうか…
しばらく観察するも、やはりこの巣には出入りなし、使用されていないようです。



するとその巣のすぐ近くの枯れ枝に…



白いものをくわえたセッカが!
獲物? 巣の雛に給餌?



よく見ると、獲物ではなく、巣材のようです。
枝にくっつけています、蜘蛛の巣のようです。



と、この時はあまり詳しい事を知らず、蜘蛛の巣で葉っぱをくっつけたりするんだ、程度の認識しかなく…



調べてみたら、これは 蜘蛛の卵嚢 といって、蜘蛛の卵が入っている袋だそうです。



中の卵を出しているようです



そして、引っ張ったり、こねたり



枝にくっつけながら



こねこね
びよーんと引っ張ってみたり



え?気付いた?



あらら、足にくっついてる



そうこうしているうちに、飛んで行ってしまいました。
すぐにまたくわえてきて、隣の枝に…
先ほどの枝に、卵嚢 が残ってますね…



今度はこねることなく、すぐに



前の巣の横当たり、今度は下の茂みに降りて行ってしまいました。
どうやら茂みの中に営巣するようです。
ここでもう一つ、調べて知ったのですが、セッカ の名の由来…
雪加」と書くのですが、この白い蜘蛛の卵嚢を雪に見立てて、雪を加える、「雪加」なんだそうです。
なかなか、粋な名前〜   おしゃれですね

ん?急に大きな鳥が
オオヨシキリ が飛んできました。



ギョギョシ ギョギョシ ゲゲゲゲゲ 🎶



急にうるさく… いえ、にぎやかに…



気持ちよさそうに鳴きますね〜



結局 セッカ の営巣は見えない所で始まったようです。
残念…
雛が孵った頃に、また来てみたら、巣立った雛に会えるかな〜

帰り道、え? 今頃抱卵ですか? な ケリ を見かけました。
田んぼの持ち主さん、優しい方なんですね
巣をよけて田植えしてくれています。ありがとう…
こうゆう光景を見ると、心がほっこり、うれしくなります
きっと最初の営巣失敗、ヒナが育たなかったんでしょう、もう一度はじめから、子孫を残す為に頑張るんですね
今度はうまくいきますように🙏



田んぼシリーズ?続きま〜す