これこそロシアの悪事である。
ウクライナ人を大量虐殺することは、全世界から非難を浴びていることは証左である。
https://news.yahoo.co.jp/articles/18c6544612d16df8f7636276b011624ce88f4c18
「ネオナチ」「民間人を『人間の盾』に」 プーチン氏強硬姿勢崩さず
安全保障会議に出席するロシアのプーチン大統領=2022年3月3日撮影、AP
ウクライナに侵攻するロシアのプーチン大統領は3日のロシアの安全保障会議で、ウクライナ側が「住宅街に重火器を配備し、民間人を『人間の盾』にしている」と非難した。同日のマクロン仏大統領との電話協議では、ロシア軍が「軍事施設だけ」を狙っているとも強調。相次ぐ市民の犠牲については、ウクライナ側に責任があるとの考えを示した。 プーチン氏は安全保障会議で「我々はまさにネオナチと戦っている」と述べ、ウクライナ政府側をネオナチ扱いした。そのうえでウクライナ側が「幼稚園や病院にも戦車・大砲を配置している」との持論を展開し、ロシア軍はウクライナの非武装化と非ナチ化のために戦っていると主張した。また、死亡したロシア軍人に約700万ルーブル(約730万円)の弔慰金を払うことも明かし、「特別軍事作戦は計画通りに進んでいる」と強調した。 一方、仏露の両大統領府によると、約1時間半に及んだ3日の電話協議の際、マクロン氏はこうした「ウクライナのナチズム」について、「現実には存在せず、攻撃を正当化できるものではない」とプーチン氏に反論した。一方、プーチン氏は「(ウクライナの首都)キエフや他の都市にミサイル攻撃や空爆をしたとの主張は現実と一致しない。偽情報だ」と述べたうえで、ウクライナが非武装化や中立化に応じない場合は、ロシア側が「軍事的手段で達成する」と明かしたという。 マクロン氏は協議後、ツイッターに「攻撃停止をプーチン氏は拒否した。最悪の状況を避けなければならない」と投稿した。【モスクワ前谷宏、パリ久野華代】
「ウクライナ過激派、民間人を人間の盾に」…責任認めようとしないロシア国連大使
【ニューヨーク=村山誠】国連安全保障理事会は7日、ウクライナの人道状況について公開会合で協議した。米欧などは、ロシア軍が民間人居住地域や原子力関連施設を攻撃していると相次いで非難し、即時停戦や撤退を求めた。ロシアは、「ウクライナの過激派の仕業だ」などと従来の主張を繰り返した。
会合の冒頭、国連事務局と国連児童基金(ユニセフ)がウクライナの現状を説明し、3月6日時点で子供の死者が少なくとも27人、負傷者が42人に達したと明かした。国外避難を強いられている170万人以上のうち、半分が子供であり、多くが深刻な心的外傷を負っていると警告した。
米国のリンダ・トーマスグリーンフィールド国連大使は、原子力施設や住宅などへの攻撃を「悲劇的な状況だ」と改めて非難した。他の理事国からもロシアの責任を問う声が相次いだ。
民間人の犠牲について、ロシアのワシリー・ネベンジャ国連大使は、「ウクライナの過激派が民間人を人間の盾として利用している」などと反論し、責任を認めようとしなかった。
これに対しウクライナのセルギー・キスリツァ国連大使は、ロシアが提案する住民退避では、ウクライナ人の行き先をロシア国内などに限定していることを挙げ、「ロシアこそ、避難民を人間の盾にしようとしている」と痛烈に批判した。
安保理では、フランスなどが即時停戦や国際人道法の順守を求める決議案を用意しているが、採択には拒否権を持つロシアの賛同が必要で、調整は難航している。