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コロナを抑え込もうとか、退治しようとかするより、コロナが隣にある世界での生き方を模索したほうが早いし、楽だと思う。
でも、これはたぶん、持病もなく、家族に高齢者もいないから言えること。
肺がんを患っていた父は、コロナが騒がれ始めた頃に急変し、ぎりぎりお葬式を挙げられる時期に逝ってしまった。
人を集めるのが好きな人だったから、ぎりぎり大々的にお葬式ができたのはよかった。
私は、父が死んだからといって美化するつもりはないし、貶めるつもりもない。
人と接することが好きで、そうではない人を理解できなかった。天真爛漫さがあって、正義感もあって、責任感もあって、コロナの時代とは相容れなかったから、実を言えばホッとしている。
間もなく1年だ。
父がいないことは、素直に悲しい。
そして、偉大な人だったと思う。
まぁ……父としてどうかはおいておくけれど(笑)
病気を診断され、一度は死を受け入れた。
それが、父を生かした。
けれど、薬が効かなくなってきて、再び死にたくないと焦り、医師の言葉を受け入れることができなくなってから、あっという間だった。
今でも、あの瞬間、この人はもうダメだと悟った瞬間を覚えている。
人の願いは、焦ると、焦がれると、転覆する。
死を受け入れたとき、その瞬間を懸命に生きようとする。
生きたいと焦ると、強烈に死を意識する。
過去を受け入れたとき、現実にある幸せを受け取り、その時間を懸命に生きようとする。
幸せになりたいと熱望するとき、現実に持っていないものばかりを意識し、自分は不幸だと心から嘆いている。
わかっては、いる。
それでも、失ったものの数ばかり、考えてしまう時というものが、人生には存在するんだ。
そして、それでも、そうやって堕ちてしまう自分を責める必要はない。
その経験が、いつか、大切な味方になるのだから。