はるこさんのハンカチ
はるこさんの母は、はるこさんからもらったものを使いません。
母の日、誕生日、記念日、はるこさんは母にいろいろなプレゼントをしましたが、ほとんど使っているのを見かけません。
包みを開けて「わぁ嬉しい!!」そーっと包みを戻して引き出しへ…
気に入らないわけではない。
『もったいない』
のだと思う。
いつかお出かけの時に、綺麗な洋服とあわせて使おう。それまで大事に保管しとこう。
そんな感じ。
はるこさんが持っているこのハンカチ。
はるこさんが小学生の頃、母にあげたものです。
なぜ数十年を経て、今はるこさんの手元にこれがあるのかというと、はるこさんが一人暮らしをしていた頃、お米や野菜と一緒に段ボールに入って届きました。
「かわいいハンカチがあったから送ります」
もはや大事に保管しすぎて誰からもらったか忘れてますよね。
断捨離の達人も言っていましたよね。いつか使おうの「いつか」は来ないと。
そのくせ、おまけで貰った変なバッグをガンガン使うのです。
あげた方は、なんかモヤモヤするのです。
どう使うかは貰った人の自由。
と言うのもわかるのですが、
願わくば、あげたものがその人の役に立ったり、癒しになったり。
その人の生活の一部になって欲しい。使わないで忘れられては、あげてないのと同じ事。
思いっきり使ってほしい。使い切ったてボロになったらさっさと捨てて欲しい。
はるこさんはこのハンカチを見ると、なんとも複雑な気持ちになるのです。
おまけ(付録)に弱く、そういったもんはガンガンもらうんです!
だからか?私もおまけや付録に弱いんです(笑)
お母さんは気持ちをもらって満足してるんでしょうねぇ。
なんだか嬉しいですね。
ちなみに私も、おまけに弱い(//∇//)
やっぱり親子ですね。