ふきの指定席

細雪

外は『細雪』が降っています
心に染み入ってきます
窓越しに見入っていたら 向かいのマンションの住人の方も
同じ様にされていました
お互いの存在に気づき 部屋に引っ込みました
向かいの方はカーテンを閉じられました
私は開けたまま『細雪』を感じています
楚々とした女性の所作だったら ドラマチックな構図ですが
お互い 年季の入ったバリケードのような体型 性別はらしき女性 どんなんや
文にはなっても 絵にはなりません

心は自由ですぞ
本人にしかわかりません 
私の内面は文章の如く ガサツさだけでした
片や
彼女は何を思っていたのかな
小説『細雪』の如く 書き綴ろうと思ったら
父ちゃんが起きて来ました
早く珈琲を入れろ!と 父ちゃんの心を背中に感じながら 書いております

あ~ン 🐄



に花くれない⁈
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