教えてもらった列車に乗った
私は固有名詞を覚えることが苦手で 都市の名前を全く記憶していない
旅の殆ど 私の人生のほとんどは 映像記憶であり そこから思い出を呼び起こしている
後ろが見えないほどの長い連結の列車で
夜行列車だったのかな 全く覚えていない
コンパートメントに入ると 3人の男性がすでにすわっていた
軽く会釈をして中に入った
私に対して 興味100倍の空気感がもろ伝わってきたが
みんな視線をそらし 沈黙を決め込んでいる
男たちは 私よりかなり年上に 見える
モロ出しの緊張感が カワイイ
ちなみに3人とも 頭髪がサミシイ
東欧の男の人達は 若者も頭髪のフサフサな人をあまり見なかったし
何ゆえにかな・・
この変な緊張感に 私は慣れっこになっていました
余裕を持って英語で挨拶をしてみたのですが
彼らは目を合わせてはくれますが
返答なし
これも わかりきったこと
なんとなく 申し訳なさと 気づまりを覚え 通路に出てみました
びっくり
荒涼とした大地に 夕日が沈もうとしているところでした
見渡すかぎり 家もなにもありません
ブダペストを出て そんなに時間は経っていないと思っていたのですが
いやぁ~綺麗だわ
日本語で思わずつぶやいていました
板消しを されて喜ふ 姥の花
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