彼はいなかった

書店にはもうほとんど行くこともないが
目が悪く　数年前より紙上の字が見え辛く　本が読めません
それでも年に　2～3回は　書店に出向くことがある
興味を惹かれる　書籍に出あいたいがために
あれば　拡大鏡と老眼鏡を駆使しての苦読になるが
今は　ネットで事足りる時代である　
忙しい　父ちゃんや　子供達は　

アマゾンさんで書籍を購入しているし
それでもの時は　電子書籍での読み分けもしている　
私と違った意味で　彼らも書店には　ほとんど行かなくなってしまっている

ごくたまに書店に出向く私であるが　
１番の目的は　その書店で働く天才的店員さんと話をしたいがためでもある
１度この青年の事をブログにも書かせて頂いたが
主語なし　メモなし　抽象的言い回ししかしない私のほしい本を
100パーセント瞬時に彼は見つけ出してくれるのである
それだ！　ありがとう
てな感じ
何回もお世話になっている
昨日　その書店に行ってみたが　彼はいなかった
その前に行った時もいなかった
察するに　アルバイトの男子学生だったのかな
勿論名前はわからない
でもその容姿は完全に記憶している
とても素敵な青年だった
華奢でねずみ男サンに似ていた
青年の未来が　幸多き日々でありますように
寂しく　残念であるが
ねずみ青年の　素敵な未来だけを　祈っています　ぞい！