実家は姉の代でもう終わり
ひとり暮らしです
今年69歳になる姉ですが 全ての管理が自分1人では
手に負えなくなり 終活を初めています
姉は今まで結婚することもなく 独身を貫いてきました
男性陣には人気の姉でしたが
妻子ある男を想ったまま 時が流れてしまいました
私もよく知っている御仁ですが もう黄泉の国に旅立っています
妹目線でしかその男のことを見る事ができません
ひどい男です
ちょっと名のある男でしたので
報道でその男の訃報を知りました
その時 積年の恨みをブログに書いたかも
なんのかんので 独身の姉には大変なご先祖様の遺産の管理
負の遺産だから 親族でだれも 後をつぐと手をあげる者はいません
私とて思い入れはあっても もう何の力もなしです
柿の木 栗の木等々
甘柿の木1本を残して全て伐採
柿の木など10本以上はあります
ずっと奥の奥まで実家の敷地とはつゆ知らず
正確な本数を把握していませんでした
姉とて30数年ぶりに故郷に帰ったので 把握していず
畑仕事も姉ひとりでは大変になり
畑の大半を 除草シートなるもので覆ってしまったのです
過疎の村と言えども 集落なので
草ぼうぼうの状態で放置することはできないとのこと
我が実家は「たいそう(爆)」な古民家で
リフォームもすんでおり
意外にそれなりの値で買って下さる人もいると思いますが
姉本人にその気持ちはなく
自分が先か 家が先か
朽ちるまでの 魂のせめぎ合いと のたまっています
ふたりで延々と 長話は続き
私は殆ど聞き役です
どうにもならず
どうすることもできない
自分達の未来 時間
終わりなき絶望
出好きで 社交的な姉も
スマホを片手に 最後の砦である私に 怨み節
コロナ禍は 罪な事よ
早く解放してくれ
高齢者に時間は待ったなし