その記事を読みながら
私は大きな勘違いをしていた事にはたと気がついた
信じて頂けないだろうが
メダカの事を平気で金魚がねと
義両親の前で語っていた
勿論メダカと金魚の区別はつくし
知ってもいるのにである
義両親は金魚鉢に露店で買った金魚を飼っていた
何年後かに一匹だけになり
その金魚は鮒みたいに大きく成長していた
ちなみに赤い金魚である
「大きいメダカですね」と私
「可愛くて仕方がないわ」と義母
そんなとってつけたような会話をいつも繰り返していた
義母が旅立ち
3ケ月後に義父が旅立った
慌ただしさの中で
義両親が旅立って数ヶ月後その水槽を覗いてみた
そして1年も経たない内に 父ちゃんの実家は解体され 別の人に売られてしまった
父ちゃんは相続の放棄をしたので 全て蚊帳の外の流れであった
私は
今は亡き陶芸家の次兄が焼いた花瓶の生末が気になって仕方がなかった
義両親にプレゼントをした兄の作品の花瓶にはいつも団扇が入れてあったけれど
上記のブロガーさんのブログを読ませて頂いて
そんな事を思い出し
そのブロガーさんに『メダカがね』とコメントを記しながら
違う!
金魚ジャンかと気が付いた次第である
何故に金魚と認識しながらメダカとほざいていたんやろ
義母は何故に「金魚でしょ」と間違いを正してくれなかったんやろ
そのコメントは結局残さず
我がブログに返ってしまったが
兄の作品も持ち帰りたかった
今もって気になるのなら
勇気を出して「頂戴」と物の怪に言ってみればよかった
こっそり持ち出せばよかった
とても悔いが残っている