眉の入れ墨を勧められたが
舎弟としては さてどうしたものか
戸建に引っ越しをしたら
人が意外に多くやって来る
前もって来訪がわかっていれば
それなりに化粧をして身なりを整えるのだが
マンション住まいの時は
管理人さんが常駐していたし
他者が エントランスに 簡単に入場できなく
セキュリティも万全だった
それに慣れてしまっているので
セールスの方 宗教の勧誘等々
その戸別訪問の多きに少し戸惑っている
今の時代もそんな仕事の形態が成り立っている事が不思議である
私は何年間も受け身ではなく
能動的なアクションでの
社会との関わりだったので
そんな事に慣れていないのだ
自分の考えや気持ちが優先する
居留守もなかなか難しいので
丁寧に対応することにした
ちょっとボケをかまし 相手の心を
ときほぐすことも忘れない
生きて行くことは大変である
その努力に対しては
敬意を払わずにはいられない
新しい町に移り住んで
まだ2週間にもならないが
町への好奇心も
そこに住んでいる人の興味も尽きない
半世紀に及ぶ集合住宅暮らしでは
得られない感覚だ
自分ファーストの父ちゃんも
意外に愛想がよく 初めての人との会話も
そつなくこなしている
連休最終日 父ちゃんは1ヶ月ぶりにツーリングに行き
英気を養ってきた
息子は
仕事が忙しく 昨日午前中には帰ってしまった
そうだ
とても嬉しい事に 野良猫ちゃんが
早速挨拶に来てくれました
1分間ほどお互いにガン見
絶対友達になってやる
できれば家族になりたい
彼?はまた私に会いに来てくれると思う
てなことで 毎日の眉描きが
欠かせません
眉無し てっぺん禿『🦅』では 全ての生き物に脅威を与えてしまう
目は白内緒の手術をし 人工レンズの身
歯はセラミック
頭髪は薄く ウィッグ帽が必要
眉を入れ墨にすると
私は 素朴さから遠ざかり
完璧になりすまし人間だ
の ような気がする