さきほどまで だれもいなかった通路に 人が1人 2人と出てき
気がつくと 立錐の余地もないくらいの人たちで 通路は埋めつくされていました
なんと夕日を見るためではなく 私を見るための人たちなのです
スターでもない限りこんなことありえないでしょう
ましてや私にです
あの入国審査官に出会った時から
私にはありえないことばかり起きていました
“ナントカとナントカは3日やったらやめられない”
まさにこのことなんだと思いました
(7)で もう慣れちゃって・・・と のたまっていますが
ハンガリーを出るまで
私は“スター”であり続けました
コンパートメントで同室だった男性の一人が ワインを私にご馳走してくれました
彼だけではなく 何人もの人達が
手に手にグラスを持ち 私にご馳走しようと待ってくれています
私 何事が起きているのかわからず 放心状態
そして 誰からともなく
あの名曲『ブルーライト横浜』のメロディーのハミングが
通路にいた人達全員の 合唱となって 私の耳に届いたのです
感動を通り越した気持ち なんだこれぇ~
あの時の気持ちに ピタリと当てはまる言葉が見つかりません
そんな経験をしているのに 心の隅であの綺麗な夕日を
静かに独りで完見できないことの無念もかすめ
もうひっちゃかめっちゃか
白ワインが美味しい
トカイワインと言ってハンガリーでは有名なワインらしい
酒好きだけど 体質的に弱く すぐ真っ赤になってしまいます
でも美味しくてどれだけでも飲めちゃう私
とても感動的でいいシーンなのですが
酔っ払っちゃいました・・・
心がね
板消しを されて喜ぶ 姥の花
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ふき
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