ふきの指定席

昭和に生まれた女

引っ越しをしてまだ1ヶ月も経っていないのに
随分と時間が流れたような気がします
テレビもネットも最近までつながりませんでした
やっとこさつながり またいつもの日常になるかと思いきや
父ちゃんの肺炎が発症し 最初は原因がわからず
七転八倒する日々
自分の判断力の衰えに愕然とし
その事に伴い 社会の関りも負の現実が全面的に迫ってきました
私は相変わらずリビングのソファで寝ていて
父ちゃんは2階の自分の部屋で寝ています
発症5日目にして 
まだ父ちゃんの様子伺いに行っていません
とても静かです 薬が効きやっと眠る事ができているのだと思います
それまではそっと様子を見に行っても
少しの空気の変化も 神経に触るらしく 露骨に嫌がりました
私も父ちゃんの小さな物音ひとつにも敏感に反応し 眠れないでいましたが
やっと眠る事ができました
生きていますよね
ちょっと確認してきます
 
 
大丈夫でした  
部屋の空気も穏やかさに近づきつつを感じました

それにしても医療費の高きことに目が点になり
大学病院で診察を受けるのは
20年⁇ぶりぐらいのことなのでぶったまげる事ばかり
システムも大きく変わり なかなかついていけません
昭和を引きずった私のような 御同輩が
声を荒げて 係りの方に詰め寄っていらした
男性の無念な気持ちに 涙ぐみそうになりました
また異国の女性の悲痛な叫びも
彼らの気持ちをくみ取るどころか そんな事は日常茶飯事なのか
機械のボードからのメッセージが流れていました
迷惑行為は止めてください ナンタラカンタラと
いちいち1人1人に対応できないのも理解できますが
なんだかな…
大学病院まで出向く人は 切羽詰まった命がけの人が多いのではなかろうか
ほんの一言の温もりでいいのに 
それさえも無理なのだろうか
こんな所にはもう来たくないね
また行かねばならないけれど
父ちゃんもう1人で大丈夫だよねと言ったら
嫌 ナンタラカンタラとぬかしおった
いろんな事での手続きに戸惑う私を 
顎で指示した受付の姉ちゃんに会いたくないし
あ~情けない
コーチーでも飲もうか


にほんブログ村 ライフスタイルブログ 小さな幸せのある暮らしへ

読んでいただきありがとうございます ♡♡♡

コメント一覧

asanotokino
ゴンマサの親分さま
ありがとうございます
まだ微熱と頭痛が残っていますが
峠はこえたように思います
私の母もそう言えば肺炎が原因で旅立ちました
家族がまごまごしている間に 
あっという間に旅立ってしまいました
肺炎は今でも命取りになる病気であると思いますが
3回目の検診でやっと病名が判明するとは
この事を どう受け止めればいいのか
入院はさせて頂けませんでした
満室を理由にどの患者さんも 転院をさせられているようでした
いろんな事情が見え隠れしているように感じました
ICUにほぼ半日 閉じ込められていましたが
救急患者さんがひっきりなしに運ばれてきます
救急で運ばれてきたご年配のご婦人に
カーテンごしに
「お父さん」と 背中を鷲づかみされました
その時はその患者さんのそばにどなたもいらっしゃいませんでした
恐怖で言葉もなく すくむ私を見て
父ちゃんが笑い転げていました
シルエットはおっさんに見えなくもない私です
「冥土への旅立ちはごいつしょできません
お許し下さい」
と心からお願いをさせて頂きました

父ちゃんの この事が 全ての始まりかもしれませんね
心して生きなければならないと思いました
病院にはちゃんと付き添いたく思います
社会人現役で 管理職でもある父ちゃんですが
父ちゃんも若い時に比べ 判断力は衰えてきているように思います
私と同じ様にバカしています 
会社では大変な事もあるのではと想像します
定年まであと1年ちょっと なんとか健康を取り戻し頑張ってほしく思いますが
その後は 太い腹の私が 何とかしようではないかと高を括っていましたが
お互い病気になれば ちょっと無理で
大変な老後であろうことが 見え隠れします
親分どうしましょう 😢

あの顎女 顔はしかと記憶しています
怨みツラミの記憶は確かなのに その他の事は何故に覚えられもせずでしょうかね
ガハハと笑うしかありませんなー
gongonmasako
こてこての昭和女ゴンマサです。
ご主人がかかった肺炎は 医の知識に乏しい私などは がんや脳梗塞ではないので
すぐに治ると軽く思いましたが 今朝夫が言うには 肺炎は現在でも怖い病気で
決して甘く見てはいけない。今年二度目の肺がん手術を受け 人さまより
肺の容量がぐんと減った自分なら 肺炎にかかれば死ぬだろう とのことです。

ご主人はお若いし十分な肺活量も持っておられますので 治りは早いと思います。
医療費は予想したより はるかに多く要りますね。私も今年は夫の肺がん手術
その後5回に渡る抗がん剤治療で大金が要りました。肺がん手術はがん保険が
下りましたが抗がん剤治療は まだ出来てないがんの発生を予防するための治療
とのことで がん保険の適応にはなりませんでした。

多くの医療費が要ったは ふきさんも私も同じですが 病院の職員の態度は
おお違いです。こちらも自動支払機で払うシステムですが年配者は機械の前で
まごまごするは当たり前で はい 私もしばしとどまりました。
機械の脇には職員が一人ついており 私みたいなお客には手に取るように
優しく教えてくれました。

ふきさんが言われるように大学病院に来る患者は 本人はもとより付き添う家族も
助かってほしいと願う重篤な患者と家族です。私など世間からそうとう遅れているため
スーパーの自動支払機も満足に使えず 列を滞らせるシーラカンスです。
病状により胸を板にして支払機の前に並ぶとき 職員のやさしい一言で
ずいぶん気の持ちようが違います。職員の顎女にはやがて各方面からの
苦情が上へも届くことになるでしょう。

病も峠を越え父ちゃんは 頼りになる妻に感謝でいっぱいでしょう。
次回の病院行きにも付き添ってあげてください。治るまで甘えさせてあげてね。
病が癒えて仕事に復帰されたらまた やさしく厳しく妻が手綱を
握られますように。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「のほほんの記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事