土鍋で炊いたのだが
美味しいと食べつくすことができてしまう ひとり食い
筍ごはんを 作るのも旬のこの時期の 年に1度だけである
日本産限定の今年収穫の水煮したものを
必要な量だけ買って作るのだが
加工して売っている筍は 信じられないくらい高い
尚且つ
旬独特の風味を味わうこともできない
ブロガーさん達の 旬づくしの料理を拝見しながら
食べたいな―と 恋焦がれ
来年までまた思いが遠のいていく
ほうれん草のバター炒めで育った父ちゃんと
ほうれん草の胡麻和えで育った私とでは
食の好みが全く違う
父ちゃんは「外来食」が好きである
筍なんて食う物ではないと思っている
歳を重ね 食べることさえ苦行と思うようになり
料理を作る事も卒業したく思う私だが
そんなわけにもいかず
年に1度 家にて旬を味わうは
自分の気を奮い立たせるための やっとの思いである