静かなる時間

韓ドラは無料サイトで観るが

今回のドラマは脇役の女性たちがみな同じ顔で
区別がつかない

皆さんおしなべてスタイルもよく肌も綺麗
顔ぐらいは　産まれたままの 姿で勝負できないものか

個性に勝る美はなし　私も口先だけだけれど

なんとか上手に化けてほしく思うが

整形すると皆同じ顔になってしまいますね

不自然で痛々しい
観るに堪えずこのドラマの視聴は諦めてしまった

この不都合な感覚は　韓国の国そのものにも言えるが

何なんだろうな

連休最終日

父ちゃんはツーリング

息子は連泊

私は中央図書館から借りてきた本を読みながら過ごした

多くの人が静かに

それぞれの本と向き合う静寂

探したい本はパソコンで

本を借りるのも返すのも

機械が相手

個が無言で向き合う時間　場所

膨大な量の本の中での個の厳かさ

「中央図書館」の

この静寂な知の場所がすっかり気に入ってしまった

でも借りてきた本は２冊のみ

やはり目の悪い私は

「紙本」と向き合うことが辛い　
でも元気なうちは　その事に向き合おうと思う

字が見えないのではない　見づらいだけ

読むことの楽しさは　ネットの世界に逃げてしまうが
「知」は心なり

「酒」は幸なり

「旅」は愛かな

「家族」は空気

これ以上何もいらない

「知と酒」に関しては１００㌫の強烈な片想いであるけれど

最後は静かに「知」と向き合いたい

両親は死のその時まで　本と向き合って　静かに暮らしていた

心惑うことも　朽ちていく己が肉体と向き合う辛さもあっただろうに
悟りを得たかのように　静かに本を読んでいた