月曜日の午後の事です。
患者さんAさん(79歳)が熱があって食事も取れないようだ~と来院。
この方、一人暮らしで、数年前に脳梗塞を起こして以来、息子さんが週の半分
来たり、後は介護サ-ビスを受けておりました。
先週、息子さんと来院した時。
動きや力の入り具合がおかしいな~と感じ、「 最近、どうですか~?」
と聞いたところ、その息子さんも「最近、反応が鈍い。」とのことでした。
でも、その時はまずは脳梗塞のための認知症のためか~??と
様子をみることに。。。。。。
それから、わずか数日後のことでした。
ちょうど、息子さんが帰った後で、近所のお世話してくれてる方が連れて
きて暮れました。
午後、2時50分来院。
軽トラから、Aさんを降ろし介助して当医院の椅子まで。
意識はハッキリしてましたが、長椅子にすぐに横になりました。
熱を測ったら、38・4C
熱のためか呼吸が浅く速かった。
即、
SPO2 (酸素濃度)を測定・・・・・・・・・
31~!?
ん・ん??????
即、
先生を呼んで、
即、
酸素吸入開始!!
そして、
即、
救急搬送。。。。。。。
私も同乗しました。
途中~
事故現場に遭遇。
ちょうど、そちらも救急搬送されるとこでした。
(もちろん、行き先は同じ・・・・・・)
こちらの方が先に到着。
即、
酸素全快。 (口マスクと鼻からの同時に)
それでも・・・・・・・・
酸素濃度が90をなかなか上がらない。
先生、「 肺梗塞の疑いがあります。」と、
事故現場で交通整理に巻き込まれたのかその付き添いさんが来ない~!!
今の時代、
検査、するにも同意書が必要みたいです。
ようやく。。。。。。。。
身内の方が到着。
そうこうしてるうちにまた別の救急車が。。。。。。
同じような時間に三台、来た~
その最後の救急車はタツのお友達のパパさんでした~
そのパパさん。。。。。。
この前の宮城地震のあの温泉地にヘリで救助活動して来た方で~
そのため、トライアスロン(ラン)に出れなかったんです。
今日、新聞に訃報記載があったようです。
そのAさんは亡くなられそうです。
ご冥福をお祈りいたします。