2022/9/4(日) 曇/晴
今日の最高気温35°湿度60~50%の予報、降水確率10%に、雨の心配はないだろうと晴れたり曇ったりの中、午前10時半からポタリングに出る。
目的地は、菊陽町の未指定文化財の「古宮の樫」、「石井樋表示石柱」、「戸次六地蔵の板碑」とした。
ルートは、須屋から黒石を抜け、県道341に出て、県道30と交わる交差点から堀川沿いの道を辿る。
入道水に集落の東側に在る「古宮の樫」(写真1・2参照)に到着する。
古宮の樫について菊陽町ホームページには、「古宮跡と呼ばれる所にあります。この場 所は、1649年~1794年まで火事で移転していた入道水菅原神社があった所です。
この樫は、ふるさと熊本の樹木に登録さ れています。(樹高13m、幹囲3.1m、推定樹齢200年)」とある。
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古宮の樫を後にして、古閑原眼鏡橋に立ち寄る。瀬田上井手(堀川)上流側右岸(写真3参照)から観る。
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下流側左岸側(写真4参照)から観る。
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説明板(写真5参照)には、「この眼鏡橋は、瀬田上井手に架かる単一アーチ橋です。大正12年に県道大津・植木線が開通するまでは古閑原区の玄関口にあたる主要な生活道として利用されてきました。この橋は井手の両岸の岩盤が堅いため基礎が井手底から2.2メートル上方から始まっています。
■架橋年:天保9年(1838)戌歳4月23日
■石工等:石切 貞助
■橋長:6.75m、橋幅2.20m、輪石数:25個、高さ:2.80m、スパン:4.90m」とある。
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目的の「石井樋表示石柱」はこの近所にあると思うが探し出せないので、次の目的地の「戸次六地蔵の板碑」に移動する。
戸次の六地蔵板碑(写真6・7参照)について菊陽町ホームページには、「圃場整備後に畑から掘り起こされたもので、 型式から室町時代のものと推定され、中心に は阿弥陀如来が線刻されています。また、この 板碑の存在からこの一帯に集落があり、有力者 がいたことも推定できます。」とある。
曲手阿弥陀三尊像と同じような光背があるデザインの単体の仏様のように見える。小さく五体彫ってあるのか、このような板碑が五基あったのか。
菊陽町ホームページ文化財パンフレットの地図上の位置は、少し違っている。現場はもう1本西側の路である。
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だいぶ気温が上がり暑くなって来た。皮膚に刺さるような陽射しになってきた。ここを最後に帰途に就く。
16時に帰宅する。今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)26km→戸次観音菩薩像板碑23km →熊本(自宅)
所要時間5.5時間(実4.5時間) 総計49km 走行累計50,646km
古閑原眼鏡橋
2020/12/5(土) 晴
最高気温15°、10時過ぎから渡鹿菅原神社→上津久礼眼鏡橋→古閑原眼鏡橋→入道水眼鏡橋の予定でポタリングに出る。
久しぶりに頬にピリッとする風邪を受けて明午橋方向へ走る。こんな風が気持ち良いと、好んで走った頃もあったが、本音を言えばもう少し暖かい方が良いと思うこの頃である。
入道水集落辺から上井手沿いの路を東方向へ辿る。国道325を走るトラックが見えるくらいの大津町近くまで来たとき、石橋が見えた。
説明板で古閑原眼鏡橋(写真9参照)であることを確認する。
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上井手底からの景観(写真10参照)。
稲は刈られた後なので、水は流れていなかった。
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アーチ下からの景観(写真11参照)。
アーチ部は、井手底部から2mほどの岩盤の上に築かれているのが見れたが、全体に草が生い茂り見辛い状況になっている。
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説明板には、「・・・古閑原地区の玄関口にあたる主要な生活道として利用されてきました・・・」とある。
比較的小規模の石橋だが、人々が大八車を引いて通るそんな風景を想像した。
古閑原眼鏡橋を後にして、入道水眼鏡橋に移動する。