熊本から気ままに山と自転車のブログ

豊前街道広の五里木跡・うらやま坂

豊前街道五里木跡
2018/2/9(金) 晴

立春も過ぎ、今日は一際は暖かい。
明日から天候は下り坂らしいのでポタリングに出る。
行き先は、久しぶりに山鹿市鹿央町の駄野原等の台地上の豊前街道を走ろうと思う。
上手くいけば古墳も見れるかも・・・。
熊鹿ロードから植木市街地を通り、県道3を走り山本小学校から右折する。
植木町は西瓜の産地、西瓜のビニールハウス(写真1参照)が並ぶ
ここは、豊前街道を拡幅した道路か?正面に八方ヶ岳が見える。
方向的には間違いないと思う。
足元には、ホトケノザが咲始めていた。春は、間違いなく近づいている。


山鹿市鹿央総合支所近くを通り、岩原方向が走ると「五里木跡」(写真2・3参照)がある。
一見古墳かと思える塚が道の両側に残っている。




説明板(写真4参照)では、「道の両側の土手にはハゼ並木があり、夏は涼しい緑陰をつくり、秋にはハゼの実が蝋燭の原料になった」とある。


更に進むと、右側に「比丘尼坂」(写真5参照)の標柱がある。
「比丘尼坂」をWeb検索すると、仙台市と東京都新宿区にあるようだ。
「比丘尼」とは、仏教用語で出家して定めの戒を受け正式に僧となった女子のこと。
ここの「比丘尼坂」の謂れも知りたいところである。


菊鹿盆地に下る手前に古墳がある(あった?)ようだが、その目印として記憶してきた郷原八幡宮(写真6参照)に立ち寄る。
肝心の古墳の場所は分からなかった。
坂を下ると正面に米野岳中学校がある。豊前街道は、この後菊池川を渡り山鹿市街地を通る。


この「うらやま坂」(写真7参照)を折り返し点として帰路に就く。


今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)24km→うらやま坂25km→熊本(自宅) 所要時間3時間(実3時間) 総計49km 走行累計23,415km


山鹿市豊前街道うらやま坂
2015/2/24(火) 晴

天候は快晴。今日も午後からの出発。
雲雀が天高くさえずる熊鹿ロードを北上し、植木町宮原から国道3を走る。
道の駅「夢大地館」で小休息して、鹿本農協青果市場の所から左折して、米野岳中学校方向へ田園の中を走る。
ここで雲雀が天空からさえずる。
駄の原台地の麓に到着。
米野岳中学校前から、豊前街道(写真1参照)の標高差40mほどを駄の原台地に向って上る。
この坂が、駄の原長者の民話に出てくる「うらやま坂」と思う。


標高65mほどの畑地の大地を南方向に走る。
が、直に道が分からなくなる。
圃場整備事業で豊前街道が寸断されているようだ。
やっとのことで古い標識(写真2参照)を見つけたが、その後の方向が分からない。
おそらくこの筋が旧街道ではなかろうかと見当はつけて見たものの、畑の中には入れない。


やむを得ず、車道を迂回して進むと、「持松塚古墳」入り口標識を見る。
標識に従ってわき道に入ったが、「古墳」は見つからない。
「次の機会の楽しみ」と気持ちを切り替え南方向へ走る。
すると、片側一斜線ではあるが、立派な道路に出た。熊本県の境界杭が打ってあるので県道か農免道であろうと思う。
自動車は少ないのでフルスピードで快調に走り、県道3に出て、熊鹿ロードに入り帰途に就く。

今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)25km→豊前街道うらやま坂25km→熊本(自宅)所要時間4時間(実4時間) 総計50km 走行累計9,944km

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

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