2017/4/18(火) 曇/晴
今日は薄曇りの空模様と予想、絶好の自転車日和と思い、八代市の古墳探訪のポタリングに出る。
国道3を南下し、宇土松原交差点からバイパスを南下する。
宇城市松橋町から、縄文海進の頃の海岸線で近世の道ではないかと思われるルートを南下する。
途中、浅川を渡る手前の松橋町両仲間の新堤の畔、長さ30~50mの微高地にある熊野座神社(写真1参照)に立ち寄る。
この池の築造と周辺の新田開発に功労のあった豪族の長の古墳(前方後円墳)跡ではなかったかと想像するも、確証は何もない。

宇城市小川町尾川工業高校の横を通り更に南下する。周囲は田んぼが広がる平野部、ゲンゲソウが咲いている。
更に南下するとイグサの田んぼ(写真2参照)が現れ、ここは八代平野と実感する。

鯉のぼりが揚がっている。その角度は?
夏が近づき南風が強い。自転車のペダルが重い。
氷川の堤防に上り眺めると、吊橋(写真3参照)が見えた。
松本橋という人道橋のようだ。

JRの線路に沿って南下し、有佐貝塚古墳の傍を通り、千丁駅を過ぎ、新八代駅前に到着する。
目的地は近い。ツツジが綺麗に咲いている。
県道336号を国道3に向かって東進すると、右手に八代大塚古墳の墳丘と石の標柱(写真4参照)が見えた。
ここまで自宅から3.5時間。

正面のコンビニで弁当を買い、解説盤(写真5参照)があるミニ公園で昼食とする。

古墳の真ん中を水路(写真6参照)が横断している。

古墳は、全長55.7m、後円部径28m、前方部幅43.1m、後円部高8.9mの前方後円墳で、6世紀前半の築造とある。
この水路工事の時の調査で、人型埴輪等発掘さたという(写真7参照)

南側茶臼山古墳から眺めた八代大塚古墳(写真8参照)
こちらが前方部。
八代大塚古墳の場所;(マップファン地図)

大塚古墳から南方向に見える丘が茶臼山古墳(写真9参照)
二段構築になっていて、下段は柑橘類の果樹園になっている。

大塚古墳から南に延びる道が茶臼山古墳東を通る。
古墳の東北の角に標柱(写真10参照)があったが、朽ちて倒れていた。
解説文も読み取れない。

古墳下段から見る上部墳丘(写真11参照)
前方後円墳とのことだが、墳形は破壊されている。

塚頂に上って見る(写真12参照)と石塔が倒れ、木が切られている。
史跡としての整備中か?ミカン園にするための整備中か?
石室が陥没して臼状になったための命名と思う。
茶臼山古墳の場所;(マップファン地図)

今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)25km→鬼の岩屋古墳25km→熊本(自宅)所要時間8.5時間(実6.5時間) 総計50km 走行累計計20,417km