9月26日 21時2分、広島カープがヤクルトを10-0で下し、3年連続9度目のリーグ優勝を果たしました。
地元では1991年以来27年ぶり、2009年開場のマツダスタジアムでは初の優勝決定です。
今年は絶対、マツダスタジアムで優勝を決めるんだとの思いで全員が臨んだ。
ファンも一緒になって胴上げをしていただいているようで夢のような時間だった。
本当にすごい選手たちです。
西日本豪雨の被災者も格別な思いで優勝を見届けていたことでしょう。
今年の7月から9月に放送されたドラマ 「この世界の片隅に」 を見られた人も多いと思います。
昭和初期~戦後にかけて 「戦争と広島」 をテーマに描いた作品です。
奇しくも放送開始とともに、舞台となった広島県は西日本豪雨という大きな災害に見舞われました。
特に呉は土砂災害だけでなくJR線・道路ともに分断され、未だその爪跡は大きく残っています。
ドラマの中で、広島に行くたびに(主人公の)すずたちが乗っていたJR呉線の全線復旧は、来年1月の見通しだそうです。
マツダスタジアムで、広島カープを応援するすずさんらしき女性の後ろ姿が映るラストシーンには驚きました。
「すずさんが、ご存命ならカープを応援しているに違いない」 という想いで作られたのだと思います。
最後のシーンで「負けんさんな、広島!」の言葉は、製作スタッフさん達の最大限の配慮でありエールであったように思います。
広島東洋カープは、原爆で焼け野原となった広島市において ”復興のシンボル” として創設された経緯を持っています。
カープの選手や球団職員さんも、今年は絶対に勝たなければならない理由があったことでしょう。
戦後復興やさまざまな災害などから這い上がるシンボル、広島カープ。
球団史上初の3連覇、本当におめでとうございます。
さぁ 秋に待つのは短期決戦。 過去2年は苦杯をなめてしまいました。
カープの野球ができれば、必ず勝てると信じています。
もうひとつの旗を取りに行く!!
by 時代おくれの男
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