~着やすく ・おしゃれに・いきいきと♪~

川崎マイスター栗田佐穂子が、ユニバーサルファッション&おしゃれな介護服の情報や、服飾教育現場のエピソードをお伝えします!

夏休みこども手芸教室で、学生が「教える体験」教育実習をしました

2018年08月06日 | ユニバーサルファッション

こんにちは、着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナーの栗田佐穂子です。









今年もたくさんの小学生が「手作り講座」に集まってくれました。

「姪の〇〇ちゃんが四年生の時、この講座に参加したのがきっかけで、服飾大学に進み、
今はファッションの仕事に就いている」と聞き、時の流れを実感しました。
いつの間にか、この講座を開催して20年が経ちました。

募集開始直ぐに、キャンセル待ちが多くなったため、もう一日講座を増やすことにしました。

この講座の特徴は、登戸ドレスメーカー学院とユニバーサル服飾高等学院の学生・生徒が、
養育実習生としてマンツーマンで教えることです。

高校一年生の養育実習生は、入学してから4か月目で教える側になります。
教えると言うことは、この作品についてどんな質問にも答えられるところまで学んでおかなければなりません。

コミュニケーションが苦手な生徒にとっては、なおさらハードルが高い取り組みです。
服飾技術の習得だけではなく、相手を慮る心を育てるチャンスです。

不安を克服するには、自ら予習(シュミレーション)をすることになります。
立ち通しの疲れとコミュニケーションの緊張から、しゃがみ込む場面も出てきます。

この場面から逃げ出さなかった自分に気づいたとき、自信が生まれます。
この経験が次年度見違えるほどの成長につながっていきます。

大学に進む生徒は迷うことなく「教職課程」を選択しています。
登戸ドレスメーカー学院の学生にとっては、就職の幅が広がります。

小学生のアンケートには
「優しく丁寧に教えてもらえてよかった」
「初めてミシンで縫えて嬉しかった」
「教えてくれた先生と写真を撮りたい」

お母様のアンケートには
「自分は手芸が苦手なので、参加できて良かった」
「自宅で教えていたら、ケンカになっていただろう」
「来年も参加させたい」

どの子もニコニコ笑顔で、抱き着いてくる子、作品を誇らしげに見せて来る子
この表情を見ることで、生徒にとっては「達成感」を得る体験となるようです。

次は中高生の講座「おしゃれなショートパンツを作ろう」が8月25日(土)にあります。
生徒一同、試作も終わり次回に向けて、ややドキドキしているのかも知れません。


着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナー 栗田佐穂子
アソシエCHACO総合HP:http://www.a-chaco.com
アソシエCHACOネットショップ:http://chaco-brand.com
アソシエCHACOセレクトギフト:http://chaco-kaigofuku.com
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