二人で食べちゃいました

親ってほんとにバカですね。
長男がカットの帰りに寄るといえば、「美味しいものを食べさせてやろう」と思い、次男の帰りが夜遅いと分かっていながら、「熱々を食べさせてやりたい」と思います。
嫁は仕事納めで遅く仕方ないとして、久しぶりの家族のニアミスに、スポーツクラブの帰り最近出来た魚スーパーへ寄ってみました。
この魚屋さん、鮮度が良くて値段も安くって、我が家の食卓にはなくてはならないご贔屓のお店なんです。
きょうのお目当てはカニ、カニ好き一家だけに去年は鳴尾浜にある水産会社へ出向いて買ってくるのが恒例ですが、今年はこのお店に決定です。
４Ｌの２ｋｇ入りの箱が３９８０円、表通りのスーパーに比べると段違いの値段です。
ところがところが、突然飛び込んできたのが山積みされた生のズワイガニ、お店のおじさん９８０円から６８０円に書き換えてるんです。
「やった～」、即刻予定変更、「美味しさは、生に勝るものはなし」と手にとってみました。
足が１,２本取れている規格外品ですが大変なお買い得、さっそく今夜の鍋にと２杯をゲットしました。
お正月は持ち回りのファミリー新年会、今度は京都で仕出屋をやっている妹のところの番、取り立ててお正月の用意というほどの準備は無用です。
「鉄は熱いうちに打て」「美味しいものは美味しいうちに食え」は我が家のモットー、家内や息子たちの喜ぶ顔を想像しながらのご帰還です。

意気揚々帰ってみたら、来てるはずの息子の姿は見当たりません。
「おいおい」って電話をしたら、「忘れてた」だって。
ほんとに「親の心子知らず」ですね。
きのうまで土、日もなしに働いて、やっと確保の自分の時間、「今日中に年賀状作ってしまおうと、がんばってんねん」ってこと。
「年賀状は書かなあかんし、せっかくのカニも食べたいし」って揺れる心、「雨降ってるし年賀状書いてしまうわ」で、とうとう二人っきりの「カニすきパーティー」になってしまいました。
「食べられへんかったら、冷凍しとけばいいやん」ってことで始まりましたが結局は完食、やっぱりカニ好き夫婦です。
冷凍に比べて、柔らかくってすっぽり抜ける鮮度の良さ、無言です。
ビール飲むのも忘れてました。
久しぶりの「おじや」も、最高でした。
鍋に入れると「お味噌」が流れ出すと、鍋で蒸した甲羅、圧巻でした。
ほどよい塩加減に味噌のコク、ビールも余分にいただいてしまいました。
食べているうちはそれほど感じませんでしたが、やっぱり食べすぎ、今朝の計量は「ややプラス体重」のようです。