ハロウィン

二週連続で台風の日曜日になりました。
ハロウィンのイベントなど計画していた方もいらっしゃったのでしょうに…。
さて、ハロウィンというと近年では仮装行列で賑わうという感じですが、そもそもはケルトの死者の霊を慰める厳かな古代の祭です。死者の魂があちらの世界からこちらの世界にやってくる日を１０月３１日としたのが由来らしいです。言い伝えによると、世界の営みが一時的に停止する時がハロウィンとされています。この日はあちらの世界とこちらの世界の境が薄くなり、もろもろのモノがこちらの世界へやってくると言われています。その逆も簡単です。境界があやふやなので迷い込んだら最後、こちらの世界には戻ってこれないそうです。身体はこちらの世界に置いたまま魂はあちらの世界にさ迷うことに…。

ケルト文化では１１月１日が新年です。サーオイン(魔女の正月)。ハロウィンは大晦日にあたります。


暗く厳しい冬を迎える前に冬支度をするタイミング。
そして、宇宙のエネルギーは内側に向かいます。この時期は自分自身を見つめるベストなタイミングでもあります。
特に境界があやふやになる１０月３１日から１１月１日にかけては霊的な力が高まり未来予知ができるとか。
大自然や宇宙のエネルギーの流れを意識した聖なる暦に従って占うと、どんな感じになるのかな？

サーオインの時期は境界の女神、生者の世界と死者の世界との境界に立つ「ヘカテ」の霊的な力が増す時期でもあります。
日本の暦では立冬。蠍座の１５度に太陽が達する頃。
頷ける！

ちょっと、これはハロウィン祭で浮かれている場合でないわ！
ちゃんと未来予知すべく、時間をキープせねば！

お出掛けできなくて、家に居るというのも天からの思し召しなのね♪