イースター(復活祭)は毎年「春分の日以降で、最初の満月が起きた後の日曜日」にお祝いするイベントです。
今年の場合、春分の日以降で、最初の満月は明日4/4です。そして満月の後の日曜日は4/5です。今年は4/5(日)がイースターのお祝の日です。
復活祭というネーミングからも想像できますが、イエス・キリストが磔刑で死んだのち、三日目に復活(生き返った)したことを記念し記憶する重要なお祭りだそうです。復活→死と再生ですね。
また、キリスト教以前の古代ではイースターは春の女神が生命力にあふれた春を連れてきて、寒くて不活発な冬の季節に代わる季節の移ろいを祝うお祭りでもあったそうです。
♪泣いてばかりいたって幸せは来ないからぁ~♪重いコート脱いで出かけませんか。もうすぐ春ですねぇ、恋をしてみませんか?な季節になるわけですよ。春分の後の最初の満月の後の日曜日に春を、復活を、再生を祝うのですよ!
イースターエッグはイースターの時に使うマジカル・グッズです。よみがえりの力が秘められた「卵」を使い、生まれ変わりと幸運を祈るためのヨリシロ(依り代)でございます。この卵は「宇宙卵」をも意味しています。そう、一回終わってしまったのだから、過去はチャラにしてまたここからがんばっぺ!がんばるためにもがんばり切れるパワーを頂戴なっ!ということで、栄養満点の卵を食べて気合いを入れるんですね。新しいスタートのために勢いを借りる。宇宙卵から!最強の後ろ盾ですよね。
ここで「おまじない」をひとつご紹介します。
イースターの前日、つまり明日4/4ですね。ゆでたまごを作ります。そのゆでたまごのカラにカラフルな模様を書いてください。明るく、ポップな春を思わせる元気なカラーリングにして気分を盛り上げてください。イラストや模様を描いたゆでたまごを「イースターエッグ」と言います。写真や何かで見たことがあるかもしれませんね。そのイースターエッグを一晩まくら元に置いて、翌日の4/5(日)イースター当日の朝食に食べてください。これで春のパワーをチャージすることができ、イースターから始まる日々の“イイスタート”が切れるのです。幸運と健康を授けてもらえるおまじないです。レッツ、チャレンジでございます!
でも、スタートさせるには何かを終わらせないといけないということも意識しないといけません。新しいスタートを切る前には何かを終わらせて、捨てて、処理して、埋葬しておかないといけないのですね。
明日は月食です。月が欠けてどんどん暗くなり、満月ジャストからどんどん明るくなり様が見える予定でした(天気がよければ)。この天体ショーも死んで行く(暗くなる)様から、生まれ変わる(明るくなる)様を視覚に訴えるものですね。明るく輝く前に、一回、暗くなることが自然の摂理です。今が暗くて希望も見えなくても、じきに光が差して明るさを取り戻せることを月食は語っているのでしょうね。
今年は満月の翌日が日曜日で、イースターの日が月食の翌日に続きます。この巡り合わせも、とおーっても意味があるんです。生まれ変わりの前の死人の状態を意識してみてくださいね。
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