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このカードは人生の波を表しています。寄せては返す波は人生の幸運期と不調期をあらわしています。どんなにやる気があっても環境が整わないと成功しませんし、どんなにいい波がやってきていても本人に「その気」がなければチャンスを逃してしまいます。
登る犬はやがて頂上に上がれても次の瞬間には下る猿となって低迷期を過ごします。運命の波の影響に左右されないのは頂上に居座る王冠をかぶったスフィンクスだけなのです。
「運命の輪」というカードは、同じ場所をくるくる回っているだけの者と、その輪から逸脱(超越?)した者の2者があることを示しています。輪に組み込まれている犬と猿はこのループから抜け出せません。幸運に喜び、不運に悲観することを繰り返して一生を終えます。
さて、ここで質問です。
あなたは「くるくる回る犬や猿」と「頂上に立つスフィンクス」とどちらの生き方が好みですか?
もし、あなたが「頂上に立つスフィンクス」を目指すのならば、同じ場所で回っていないことです。螺旋を描くように、上でも横でも下でもいいので動きましょう。あなたの動きにハーモナイズする他人がいれば新しいリレーションシップが生まれます。今まで一緒にいた人があなたの動きにあわせて共鳴するのなら今までの関係に動きが出てくるでしょう。あるいは、あなたの動きについてこない人や、いきたくてもいけない人もいるでしょう。そのときは執着せず、新しい境地に一人で行ってみましょう。
新しい出会いや、新しく必要なアイテムがきっと引き寄せられてきます。
人は自分の中にある種の波動で必要なものを引き寄せ、不必要なものを跳ね飛ばすのです。「みんなと一緒」の枠からはみ出る事は「本質が輝きだした証」でもあるのです。逸脱者のように見えても、本質を生きていれば「私だけ」にカスタマイズされた必要なものが響きあい手元に来るのです。
このことを本気で信じることが車輪の外側に脱出するただひとつの方法です。
運命の波をサーフィンするように乗りこなしましょう。
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