制作しながらのんびりと
言い訳ブログでも書こっかなぁ。
なんてのんきに始めたこの
「YENA☆作品制作話と言い訳」
当初の予定より密かに慌ただしい制作期間となり
意外とブログに書きたいネタもあり
アップするのが遅れに遅れ、
最後の最後で、猛烈ラストスパート！
いよいよ最終回！
行くぞー！！
明石ケーブルテレビプロデュース
明石発のご当地アイドルグループ
「YENA☆（イエナ）」
そのデビューシングル「言えないよ」の
歌詞カードとCDの盤面作品の
制作話と言い訳。
最終回の今回は、お待たせしました「さえちゃん」です！
イメージカラーは「ピンク」
さえちゃんは・・・
毎回このくだりをやってますので
そろそろ皆さん、分かる方もいらっしゃるのでは？
メンバーのプロフィールで探してね。
↓ ↓
YENA☆公式ホームページ
そしてこちらも毎回言ってますが
このＴＯＮが描いたイメージ画は
あくまで「イメージ」画ですので悪しからず。
似てませんよ。
似顔絵じゃないですから。ね。
この言い訳ブログのメンバー編は
ＴＯＮの制作順です。
描いた順番、というより
どんな絵にするか、が決まった順です。
ということは、さえちゃんが１番最後に
決まったということ。
言いかえると、さえちゃんが１番悩んだ
ということ。
意外？
こんなはずではなかった・・・。
いただいた資料写真では
髪をおろしてるのと
高い位置でポニーテールをしているものがありました。
髪をおろしてるのもしっとりした感じでよかったのですが
ラフの段階ではりりかちゃんの髪をおろして描いていたので
ポニーテールを採用。
しかし、ゆりあちゃんのポニーテールと差を付けるため
しっかり長め。
くくってるトップに少しアクセントを入れました。
写真では少し、はにかんだように笑う感じがする。
ちょっとシャイに「へへへ」って感じ。
なので柔らかい印象に。
当初、おとなしいのはりりかちゃんかな？
と聞いていたので
さえちゃんは、おとなしいではなく
やさしいキャラ、にしてみることにしよう。
で、こんな感じ。
目を優しい感じに閉じてみました。
ただ、「おとなしい」にならないように
少し元気な感じもありつつ、という感じ。
このラフを、毎度お馴染み
明石ケーブルテレビのＩさんにお見せしたところ
「目は閉じてるんですか？」と言われる。
はて？
ご不満でしょうか？？
確かに、他に目を閉じてる
みおちゃんやゆりあちゃんに比べて
柔らかすぎて、少し寂しいかしら？
とはいえ、７人もいるんで
バランス的には悪くないかと思ってたんだけど・・・
ってな感じで
いまいち釈然としないまま
ご本人にお会いしてみることになりまして・・・
あぁ。
なるほど。
目は閉じてないわ。
話してる時や、普通にしてる時は、
写真で感じた、ちょっと照れた雰囲気のままなのに
ダンスし始めると表情がくるくる変わって
とっても魅力的！
笑顔なだけじゃなくて、いろいろな表情をするので
まるでおしゃべりしてるみたい。
むむむ・・・
目を閉じるのは辞めよう。
髪型は、このままでいけそうなので
あとは表情だけだが・・・
なんと、ここから、迷宮に入ってしまう。
たいして表情の描き分けのできる絵でもないのに！
お会いしたあと、目を開けて描き直して
明石ケーブルテレビのＩさんにお見せしたところ
「耳が大きいのが気になる」と。
え！？
耳！！？？？
確かに、私の描く絵は
耳が大きい。
が、正直、耳は全く描き分けてない。
いつも同じ。
の、耳が気になりますか。
なるほど。
個人的にはさえちゃんは、耳が大きいと思っている。
髪をおろした時に、耳がちらっと見えてるもん。
私、耳が大きいのん、スキなんです。
だから、耳、大きいと思うんだけど・・・
まぁ、Ｉさんがそう言うなら、
少し小さくしましょう。
更に、目の大きさや位置、眉の形を少し変えて・・・
ってしてたら、もう、どこがどう変わればいいのか
だんだん分からなくなってきた（笑）
何度もびみょーーーーな変更を繰り返し
その度にＩさんに確認していただいて
しかし、「良くなってると思いますよ」と、
なんかスッキリOKだとは言ってないようなお返事が（笑）
くぅぅぅ。
もう少し悪あがいてみる。
が、着地点が分からない。
写真のやわらかいさえちゃんと、
実際に動いてるときのキュートなさえちゃんとの間を
いったりきたり。
優しくなったり、元気になったり
柔らかくなったり、明るくなったり・・・
あかん。
どうしたらいいんだ？
なんか似てない。
どうやったら似るんだ？
似ない・・・
似な・・・
似・・・
似・・・！？
おい、待て！
最初から似てないって、言ってるじゃん。
イメージ画だって。
これまで、誰１人
「似せる」ことをしてた訳じゃないじゃん。
あくまで、私が感じたそれぞれのイメージを
私というフィルターを通して
私の描き方で、描く。
だったはずじゃないかーーーー！！！
迷宮に入り込んでしまって
目指すべき道を見失ってた！
脱出ーー！！
もう、これで行くぞ！
もう、これこそ
「色で判断して！」って感じです。
先日、違うパターンのメンバーの絵を
YENA☆プロデューサーさんにお見せしたら
見事、さえちゃんを指して
「これ、誰？」
って言われました（笑）
まだモノクロでね、線画の状態ですからね、
判断材料の「色」がありません。
色がなければ、こんなもんです（笑）
似てるつもりで描いてないとはいえ、
さえちゃんが１番似てないかもなぁ・・・
ごめんなぁ・・・。
今の衣装の髪型では
さえちゃんのダンスの時のあの魅力的な表情や雰囲気が
ちょっと伝わりにくいのが残念なのですが
是非、YENA☆を見る機会があれば
そんなひとりひとりの個性も楽しんで欲しいのです。
さて、だらだらと始まり
急激にラストスパートをかけてお届けしてきました
「YENA☆作品制作話と言い訳」
なんとか、作品展までに終われました！
長々とＴＯＮの勝手な思い込みと妄想に
お付き合いいただきありがとうございました。
YENA☆を知らない方には、
全く分からない・・・ってな状態だったと思います。
すみません。
しかし、これをきっかけに
YENA☆を知っていただければ嬉しく、
また、ＴＯＮの作品に少しでも
心を寄せていただければ嬉しいのです。
そんな言い訳しまくった作品が
作品展で初お披露目ですよー。
え？CDになってるから見たって？
そうね、そうね。
でもね、原画は初披露。
原画はね、やっぱり違うのです。
描いた本人だから思うのかもしれませんがね（笑）
色の美しさ、透明感、重厚感。
線に込めた力と、面に込めた質感。
どれもこれも、印刷では再現できません。
だからね、原画を見て欲しいのです。
そして、もちろん、新作もあるのですよ。
YENA☆と出会って生まれたピンクの髪の女の子。
この子がYENA☆と出会い、感じ、思い、
生まれた作品です。
YENA☆が好きな方も、
ＴＯＮの作品が好きな方も、
どれにも当たらない方も（笑）
ＴＯＮの、YENA☆を見に来て下さい。
ＴＯＮ作品展 「ＨＯＰＥ☆」
2013年１１月７日（木）～１１日（月）
１０：００～１９：００
（初 日 ７日（木）は12：00～19：00）
（最終日１１日（月）は10：00～17：00）
レンタルスペース MOKU （ふくぢ屋たまき）
明石市本町１丁目６－３
