明石ケーブルテレビがプロデュースする
明石発のご当地アイドルグループ
デビュー当初より
メンバーのイメージ画を描かせていただいています。
先日、メンバー編が終了したのに
まだやるのか?
YES!
「ユメノムコウ」編、ホントのラスト
イエナちゃん
イエナちゃんは、メンバーではありません。
YENA☆というグループ全体を
1人の女の子として表現した
TONのオリジナルキャラクターです。
私は普段の作品も人を描くので
よく聞かれる質問があります。
「この絵の子に名前はあるの?」
ありません。
実在の、またはキャラクターのある人物
ではありません。
TON自身の感情や感覚、思考を
「人」という形で表現しているもので
そこに、その人物の個性などは存在しません。
そんなTONの作品の中で
イエナちゃんは名前のある
数少ないモチーフです。
今でこそ、メンバーと同じ衣装を着て
イメージ画と同じ扱いをしてもらっていますが
誕生当初は、もっと自分の作品に近いものでした。
これね。一番最初のYENA☆の作品。
「星に願いを」ってタイトルまである。
最初は名前はなかったのですが
通称で「イエナちゃん」と呼んでいたら
いつの間にかその呼び名が浸透して
ファンの皆さまからも「イエナちゃん」と
呼んでいただけるようになりました。
ありがとう。
イメージ画と同じように扱ってもらうようになりましたが
それでもイエナちゃんを描くときは
やはりメンバーを描く時とは違います。
自分の作品にとても近いです。
そして、感情的にも自分に近いです。
分かりやすいところで言うと
肌の色。
メンバーは元気な かわいい色に仕上げますが
イエナちゃんは、普段の自分の作品に近い色で描きます。
なので、非常に顔色が悪い(笑)
メンバーと比較してみてください。
小さくて分かりにくいですが顔色悪い!
今回はいつもに増して顔色が悪かったようで
Iさんから指摘を受け
少し色を修正しました。
流石に、蒼白すぎたww
イエナちゃんの性格面でも
やはりメンバーと違う面があります。
まず、無表情!
そして、アクティブでは決して、ない。
ダンスはできない!!(笑)
この性格面も、自分の作品に近いです。
ひいては、TON自身に近いのだと思います。
今回のイメージ画では
最近のTONの作品の手法をアレンジして
髪や衣装の色の部分に
アクリル絵の具で作った色を合成しています。
イエナちゃんでは更にポーズも
最近のTON作品のテーマにも合わせてみました。
「うずくまる」
今回のイメージ画では
メンバーに直接会うことができず
宣材写真からポーズを取りました。
ってことはさ、ポーズ全体にテーマがないのよ。
じゃあイエナちゃんどうする?ってなるのよ。
ま、いつもなるんですけどw
数パターン考えたのですが
最近「うずくまる」描いてるし
イエナちゃんも「うずくまる」
どうかな?と思ってね。
ちなみに「うずくまる」シリーズ、
身体のモデルは、TON自身です。
自分でポーズをして写真に撮って
それを自分の作品の比率に変えて描きます。
(頭がやたらデカイ)
そしてイエナちゃんも、
身体のモデルは、TONです。
この背中の硬い感じは、TONです。
イエナちゃんの色は
薄むらさきピンク、みたいな微妙バランスの色です。
この色はデビュー当初、ケーブルテレビさんが
YENA☆に対して指定していた色です。
今回、この色の部分はアクリル絵の具で作っています。
メンバーはそれぞれ自分のカラーと
タイツのカラーの2色で作りました。
では、イエナちゃんは?
イエナちゃんはYENA☆カラーに
メンバー全員の色を干渉させています。
全員の色のしぶきが飛んでいます。
ちょっとしか入ってない、とかあるんですけど
一応、全員入ってます。
この辺は、こだわりです。
衣装はスカートのデザインがみんなそれぞれなので
ララちゃん、ヴィヴィちゃんタイプの
ひだのスカートにしました。
座っちゃってるから可愛さ半減だけどな。
スカートはまぁいいとして、
そもそも。
イエナちゃん、この衣装似合わないね(笑)
このアクティブ感?
体にフィットした感じ?
肩出し?
顔色の悪さも相まって、とても寒そう(笑)
ま、なんか、イエナちゃんらしく
仕上がった、かな?
こんな感じで、イエナちゃん完成です!
イエナちゃんはメンバーではないにも関わらず
毎回メンバーと同じ衣装を着させてもらい
作品として存在させてもらっています。
それはIさんが存在を認めてくれていることもですが
ファンの皆様が、イエナちゃんを受け入れて下さっているからです。
イエナちゃんも愛してくださってありがとうございます!
そしてこれは、イエナちゃんに限らず
このイメージ画全体にも言えることです。
本来、アイドルに
この二次的な絵は必要ありません。
本人の写真でいいはずですから。
それでも、いつも描かせていただけるのは
ファンの皆様がこのイメージ画を受け入れ
YENA☆を応援するひとつに使ってくださっているからです。
いつも同じことしか言えませんが
これ以上言えることがありません。
本当にありがとうございます。
YENA☆に出会えたこと、
ファンの皆様に出会えたことに
感謝しています。
これからも一緒にYENA☆を応援させてください!
いつもありがとうございます!!