吹くからに 秋の草木の
しをるれば むべ山風を あらしといふらむ
文屋康秀(ふんやの やすひで)
吹き下ろすとすぐに
秋の草木が萎れてしまうから
そうか! 山→風で荒々しい 嵐って
言うんだな。
至ってシンプルな歌ですが、
なかなか機知にとんだ歌です。
六歌仙の一人でもある文屋康秀ですが
紀貫之(きのつらゆき)は、言葉巧みでセンスは良いけど
外側だけ飾って、中身と合ってないんだよなーと
バッサリです。
お手厳しい限りですね (^-^;
台風も嵐くらいになれば良いのにな。
擦りガラスに弾く白き野分かな 翡翠
野分 秋の季語
(秋の強風、野を分けて吹くほどの風)
スズメの鳴く声、生け花教室のトイプードルが
喜ぶ声、秋の一日が始まろうとしています。
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