見出し画像

時の栞・翡翠工房

嵐を詠う百人一首

百人一首の秋の歌 第22番


吹くからに 秋の草木の
しをるれば むべ山風を あらしといふらむ


文屋康秀(ふんやの やすひで)


吹き下ろすとすぐに
秋の草木が萎れてしまうから
そうか! 山→風で荒々しい 嵐って
言うんだな。

至ってシンプルな歌ですが、
なかなか機知にとんだ歌です。


六歌仙の一人でもある文屋康秀ですが
紀貫之(きのつらゆき)は、言葉巧みでセンスは良いけど
外側だけ飾って、中身と合ってないんだよなーと
バッサリです。


お手厳しい限りですね (^-^;


台風も嵐くらいになれば良いのにな。



擦りガラスに弾く白き野分かな 翡翠


野分 秋の季語

(秋の強風、野を分けて吹くほどの風)


スズメの鳴く声、生け花教室のトイプードルが
喜ぶ声、秋の一日が始まろうとしています。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

atelier-kawasemi
@secio11000 せしおさま

おはようございます(*^-^*)

朝のニュースで被災地を取り上げていましたが
まだ孤立された方々も大勢いらっしゃるようです。

今から出勤ですが、関東地方の農産物の
被害確認です。
会社として、どのように農家さんを支援するのかが
課題です。
secio11000
こたびの台風では今朝の段階で58人もの方が亡くなったとか・・・
本当に大きな台風で、衛星写真で見る大きさは、まるで映画に出てくる台風の雲のように見えました。
本当にもう来ないで欲しいです。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「季語・俳句」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事