アツミサオリのある日の黄昏時☆日々思う所

コラおじさんが行く!

ど~ん!アツミです

実際はアツミの父、ある時はネタがない時の困った時の救世主、またある時は電車内の秩序向上に向け容赦なく叱りつける恐いおじさん、またまたある時は正義の名の下に暴走するオヤジ。果たしてその実態は!寅さん似のコラおじさん!今日は新たに舞い降りたコラおじさんの今年の夏のお話。

アツミ父は久々に友達に会うべく東海道本線に乗り込み浜松駅に向かった。真四角な顔をこわばらせ浜松駅の改札で友達の到着を待った。

その日は磐田の今之浦花火大会。浴衣を着たカップルが何人も待ち合わせをしている。その中に恐らくは彼女を待っているであろう10代?の一人の青年。

アツミ父は黙っていようと思った。しかしどうにも気になった。無性にむずがるコラおじさん魂。しかしやっぱり気になった、その青年の浴衣の着こなしが。

アツミ父は着物にはうるさい。お正月は必ず着物に袖を通し、下駄を履いて挨拶に行く。着付けもバッチリ決める。娘の私から見ても父の着付けはバッチリ粋にきまっている!父の短い足も普段は悲しいがここぞとばかり着物を映えさせる。だからこそ着た身成がだらしないのは許せない!やはり声をかけてしまったコラおじさん。

アツミ父「なぁ、兄ちゃん、おじさんが浴衣なおしてやるから向こう向け!」驚く青年!
青年「えっ???僕何か変ですか?」
アツミ父「まあいいから向こう向きなさい。」
青年「ここでなおすんですか?」
アツミ父「ちゃんと見えないようにやるから兄ちゃんは帯を持ってなさい。」

訳も解らずなおされる青年。だれた着物の生地を引っ張って整え、帯も手早く結び直すアツミ父。そして青年の帯に団扇をさして完成!!

アツミ父「よし、これでばっちりだ!」

とちょうど出来上がった頃、いいタイミングで現れた青年の彼女。何もなかったように他人の振りをするアツミ父。そして青年と彼女が手をつなぎ歩き出した。そしてその背中を見送ると青年は彼女に気づかれないようにもう片方の手で後ろに勢い良く父に向かってVサインをした。

こうしてアツミ父はまたひとつ良く言えばいいことをして(ある意味お節介を焼いた?)
ふたたび娘にブログのネタを母経由で提供した。コラおじさんは今日も行く!
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