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今日、ひっさびさにまずいチョコと遭遇した。
これは許しがたいカカオマスへの裏切り行為にさえ思えた。これではカカオマス君は砂糖さんとハーモニーを奏でられないではないか!
そのチョコの名前はあえて伏せよう。山と里がある。そのチョコの名前はあえて伏せよう。姉妹品には「きこりの切り株」がある。そのチョ…。
いつもの山と里はアツミは大好物だ!特に里がお気に入り。ロングセラー商品として素晴らしいオーラを携え、いまだ子供達の心を虜にしているその姿勢もさることながら量もサイズもちょうどいい。アツミがいつも思っている、「チョコレートは\100~\150近辺の商品が一番素晴らしい。」という持論にも一致。アツミはその新作とやらに充分なる期待を寄せて、商品を手に取りレジに向かった。
ふたを開け、手にする里。いつもと違うチョコがかかっている。「いっただっきまま~す!」ともぐもぐすると、「う~ん、普通だな。いつものほうがいいな。」位の気持ちだったがその一つが胃に飲み込まれた瞬間の口の中の後味が強烈にアツミの嫌いな状況200%となって渦を巻いた…。
アツミはあろうことかその商品と泣く泣くグッバイするしかなかった。チョコソムリエを目指す身としてそれはあるまじき行為である事は重々承知していたが、どうする事も出来なかった。そのチョコとの出会いはまるでサザエさんのわかめちゃんの声が急に変わってガックリ来た時と同じ衝撃であった。いや、それ以上だったかもしれない。
っていうかね、いくら偏食家として名を馳せるアツミさんだったからだとしてもね、万人おいしいと感じないと思う。カカオマスが泣いてるぜ。ってかこの新作のチョコにはある高級食材が使われている。アツミはそれを今まで食べた事がなかった。そして初めて口にしたのがこのチョコレート。アツミはこの食材にも二度と近寄らないでしょう。というか、このチョコはアツミに新たに食べられない食材をも提供した。悪い一石二鳥。
演歌界の大御所、北島三郎さんが、Gacktさんの歌を唄っているような衝撃を目の当たりにしたい方は一度試してみるのもいいでしょう。ただアツミサオリは一切の責任を負いませんのでご了承ください。反対にそれ以上の衝撃を求めたい方は北海道名物ジンギスカンキャラメルをお勧めします。