劇団ひとりさん監督、大泉洋さん主演『青天の霹靂』を観に行ってきた。
詳しいことが書けないけれど、大泉さん演じる主人公の思いが、すごく痛かった。
自分が、もっと真っ当な人生を歩いて堅実に過ごしていれば、この映画に対する思いはぜんぜん違うのかもしれないと思った。
アツミの生きている場所は、そうだ、前に寅さんを観た時に出てきた、マドンナのリリーさんのセリフで、「寅さん、あたしたちって"あぶく"みたいなもんだね。あってもなくてもいいみたいな。。」というようなセリフがあって、そのとおりだなって思ってね。
歌うたいという職業は、水の中にいるように浮いたり沈んだりだから、アツミは、心のどこかでは、自分の音楽を必要としてくれる人がきっといると信じてるものの、その反対側では、自分の音楽なんて誰も必要としてないのかもしれないと、そんな思いにいつもまとわりつかれていて、そんな不安定な生活して、どん底に落ちこんでいる時もある自分が、必死で自分を育ててくれた親に対して申し訳ないと思う時も山ほどあって、だからこそ、この大泉さんの演じる主人公の気持ちが、とても痛かった。
これは、『青天の霹靂』を観たら、その辺が伝わるかなと思います。
自分の両親への思い、そんなものを思い返す機会となる映画かもしれない。
みなさん、ぜひ観てみよう!
なお、『「自分の音楽なんて誰も必要としてないのかもしれない」なんて、弱虫なんだ。それじゃ、アツミの音楽を聴いてくれる皆さんに、応援してくださってるみなさんに申し訳ないじゃないか』という気持ちもたくさんあります。大丈夫です!
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