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ゴールデンウィーク後半突入!
アツミの地元、静岡の磐田市の隣の浜松市では、この時期は「浜松祭り」開催!街中は混みあい、中田島砂丘では恒例の凧揚げが行われてるんだろうなぁ。
浜松では、男の子が生まれると、その子の名の入った凧を作って、端午の節句に揚げるならわしがあります。
アツミの地元、磐田市ではそれを横目で見ながら、GWはお茶摘みの最盛期で、それどころじゃない。だから、GWの思い出というと、お茶摘みの思い出がたくさん。
アツミの実家は、かつておじいちゃんが元気だった頃までは、お茶を作っていたので、GWはお茶摘みが忙しく、そのお茶摘みの手伝いで、ほとんどの時間を費やしていました
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今はお茶摘みの機械の精度が上がり、機械摘みでも、手摘みのように摘めるらしく、手摘みは減ったとお母さんが言ってたけど、アツミが幼き頃は、手で摘んだほうが、お茶屋さんで高く売れたので、腰にカゴをつけて、手で摘んでいたの。だから、小さい頃からお茶摘みの技術は、随分と鍛えられました!
一列のお茶の木の畝と畝の間の道に立って、両側の二つの畝の半分から自分側を摘んでいきます。古いお茶の木の上に出た黄緑の新芽だけを、親指と人差し指と中指でつまんで摘んでいくんだよ
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腰につけたかごの中がお茶でいっぱいになると、さらにお~~きなカゴに入れます。そのカゴをひっくり返したときの、大きなお茶の葉の山にダイビング!して、体中がお茶の香りに包まれたときの至福のひと時は、お茶摘みしたときにしか味わえない喜びだったけど、おじいちゃんには、お茶がつぶれるとよく怒られたものです。
その大きなカゴをトラックの荷台に載せて、そこに私も乗っかって、ゆるゆると農道を走り、お茶屋さんへ持って行くの。すると、お茶屋さんでは、さらにすご~~~~いお茶のいい香りが、工場中に漂ってて。。。最高~!
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そんなことを、この時期毎年、思い出すのです。
小さいころは、家が田舎で、街まで出るのだって簡単じゃないし、田舎がよいとは思ってなかったけど、今となってはこういう体験て、なかなかないと思うから、自分は貴重な体験をたくさんしてこうして大きくなれて、贅沢だなと本当に思うよ。だから、磐田がやっぱり大好きだな~。
GW、東海道新幹線に乗られる方、よかったら、掛川近辺で窓の外の茶畑を見てみてください
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