マネーとアートのエトセトラ

しがない相場師のすべて

どうしようもない僕らのドラマ論(しがおじドラマアワード2023ノミネート作品紹介)

2023-07-13 21:15:00 | 旬なドラマ銘柄(速報)
どうも



“まってろ、今から本気出す!”

とか、
完全にDQN系モブの負け確フラグを連呼する
極東センス丸出しの
ガラパゴスヒップホップを
片田舎のショッピングセンターの駐車場を
大音量で流しながら走る
運転席の馬鹿面を
思っきし殴れば

角が立つ。


若いネェチャンに好かれようと
YOASOBI
Ado
小人向けコンテンツBGM
を好きだと
調子にのって嘘こけば

「あ、そ。」

冷笑とともに
痛いオヤジとの印象だけ残して
あっさり流される。

地上波音楽番組は
アイドル、ダンスグループ、絶叫歌手
ばかりが跋扈していて実に
窮屈だ。


兎角この世は
住みにくい。

大日本オジサン代表
しがないオジサンこと

ぶらりブラ太郎です。

おまっとさんでした!!!

オジサンの

オジサンによる

オジサンのための

ドラマ批評。

「2023しがおじドラマアワード
(上半期ノミネート作品)」

です!

新人賞

・「杉野遥亮」(罠の戦争)
存在感を出すのになかなか難しい役割だった
とおもいますが、
自然体に演じてたのは素晴らしい。
今後多いに期待できる俳優さんです。

・「生見愛瑠」(日曜の夜ぐらいは)(教場0)
トンチンカンなオバカタレント枠バラドルかと思いきや
メルル、女優の資質あったのね。
今後、良作に恵まれれば
ソシオネクスト株並みにハネます。
(今は株価下落してますが)


助演男優賞

「北村匠海」(教場0)
教場はそれぞれバディになる俳優さん達みんな巧くて迷いますが、作中でも特に主要なキャラを演じた匠海くんで異論はないでしょう。


助演女優賞

「武田玲奈」(あなたがしてくれなくても)
視聴者は皆、気持ち良いくらいに
彼女に翻弄されました。
狂言回し的役割も見事に演じきりましたね。

主演男優賞

「瑛太」(あなたがしてくれなくても)
はい、ズルイです。こういう役。
あらゆる種類のちょっと駄目男くんを
ここまで演じわけられるのは彼の他になし。

主演女優賞

・「安藤サクラ」(ブラッシュアップライフ)
視聴者の感情移入という点では満点。
心の声のアテレコがメインともいうべきこの作品において、けっして冗長にならず楽しんで鑑賞できたのは勿論彼女の声の演技もあってこそ。

・「奈緒」(あなたがしてくれなくても)
実に素晴らしい体当たり演技。
瑛太の演技と相まってかなりのシナジー効果。
次作も是非よい作品に巡り会いますように。

脚本賞

「バカリズム」(ブラッシュアップライフ)
バカリズムの脚本はさすが芸人ならではの視点。
作品毎に
ブラッシュアップされてます。

演出賞

「あなたがしてくれなくても」
演者さんのアドリブもあるかもしれませんが
ドラマ好きを唸らせる細部へのこだわりは見事でした。

音楽賞

「稲葉浩志」(あなたがしてくれなくても)
あの、不穏なディストーションギターのイントロ
実にいいところでかかるんだよね。
挿入、主題歌を稲葉さんに絞った采配は的中でしょう。

主題歌賞

「ケセラセラ」Mrs.Green Apple
 (日曜の夜ぐらいは)
陽キャ代表みたいなバンドだと
なんとなく毛嫌いしてたが
気付けばこの曲を口ずさんでるという。
やられたぜチクショー。
なにより、ドラマにピッタリはまってました。

作品賞

・「ブラッシュアップライフ」
兎に角面白かった。
加速度的に盛り上がる展開は
連続ドラマでは理想的です。

・「あなたがしてくれなくても」
ドラマ好きなら観て損なし。
最終回はイマイチ盛り上がりに欠けたものの
充分及第点です。
ジャリ共にはわからんだろうなぁ。
逆に若くしてこのドラマの良さが分かれば
ドラマウォッチャーとして見込みありです。


※以下、特別部門
ドラマの内容はともかく、
可愛いから全て許してしまえるで賞
「門脇麦」(リバーサルオーケストラ)
前半良かったのに、
ドラマ後半はどうしたのってくらい脚本手抜きで
ガッカリでしたが、
麦ちゃんは全編通して可愛かったので
もうどうでもいいです。

しかしまあ、
しばらく再放送はないでしょうね...


思わず真似したくなるで賞
「わし、、づ!!」
本田博太郎(罠の戦争)
もともと癖のあるセリフまわしが
今作では見事にピッタリはまりました。
前半で退場させるのは実に勿体なかったですね。

天使以外の何者でも無かったで賞
「岡山天音」(日曜の夜ぐらいは)
彼の存在はとことんファンタジーでしたね。
幸せな一時を過ごさせていただきました。

充分面白かったのに、
何故かネガティブネット記事の餌食になってしまったで賞
「教場0」
アンチキムタクで盛り上げようとしたんだろうけど、残念ながらキムタクも好演でしたよ。
視聴率こそ振るわなかったかもしれませんが
充分な爪痕を残しました。
結論アリキの記事はマジ卍でクソで草。

ドラマに貢献しすぎで賞
「大泉洋」(ラストマン)
言うことなし。
主演の福山雅治も勿論良かったけど
最終回は結局洋ちゃんに泣かされましたよ。

さて、下半期はどうでしょうかね。

7月期ドラマ、
早くも波乱含みですが
(月9、嫌な予感はしたんだよ...)

乞うご期待!!

以上
ドラママエストロ(永久会員)
ぶら太郎でした。


2023年4月期ドラマ評(中間)

2023-05-16 14:30:00 | 旬なドラマ銘柄(速報)
どうも

火曜日

社員食堂で食事を詰め込みながら

観たくもない「ヒルナンデス」を観てる人達の
心配事は

ただ一つ。


HEY! SAY! JUMP八乙女くん、

いったい君(の髪の毛)は何処を目指してるんだ...


チーム内格差エグすぎるアイドルって
実際心臓に剛毛生えてないと務まらないよね。

「イケメンに生まれなくてよかった~」

と負け惜しみを心いっぱい叫びつつ

日々邁進する楽観オヤジ

相場師兼ドラママイスター特別審査員

ブラ太郎でございます。



やや。

正直4月期は全く期待してなかったのですが

意外に豊作じゃないですか!?


まず
「あなたがしてくれなくても」(フジ)

これ断トツです!

まず、奈緒さん、瑛太さんこの2人の演技だけで観る価値は十分あります。

文句なしイケメンのガンチャン、
演技派まっしぐらの田中みな実
他、フィクサー的なベテラン俳優はいないのに
主役2人につられ高。

脚本も丁寧だし

何より演出が細かい。

ドラマの見せ方を知ってる人達がきっちり仕事をこなしてるのがわかります。

今期どころか今年1かもしれませんね。

大期待!!

「昼顔」
と比べて視聴率云々てネット記事あったけど

言わせてもらいます

「あんた、バカァ!?」


今の時代リアタイで観る人基準に
人気不人気判定してるって。
まじあり得ない。
合理的に。

ってことで

「合理的にあり得ない」(フジ)

内容がベタ
って意見もあるけど、悪くない。
天海祐希さんと松下洸平
この組み合わせで演技の心配は全くない。
軽めの娯楽作として充分楽しめます。

③「LAST MAN」(TBS)
福山、洋ちゃん。
プライベートでも仲良しなこのタッグは
勿論死角なし。

脚本はヒットメーカー黒岩さん。

演出もテンポよし。

良作です。

ただ、

遊びなのか大人の事情なのか
キャストに「!?」となるところも否めない。
※てか3話で
“日曜劇場踏襲云々(ネタバレあり)”
って見出しで

すでにネタバレですから!
ざんねん!!
(懐かしの波多さん)

あと、
つけた事を後に深く後悔するバンド名の
代表格「神は~」の挿入歌はマジで不要です。


④「教場0」(フジ)
スペシャルドラマが大好評、満を持してってんで
期待してた方も多い今期最注目作品。

ネット記事とかだと批判的な意見が多いようだけど(てか、そういう記事を命じられてんのかも)

ブラ太郎的には全然あり。

そうきたか...って感じで充分楽しんでます。

警察学校の話を10話見せられるより、

サクサク観れる一話完結は
良い。

でも、剣道のシーンでどうしてもスマスマ思い出しちゃって
ちょっと切なくなります。

⑤「日曜の夜ぐらいは...」(テレ朝)
女性3人の会話劇がメインっていうと
前期最優秀作品(ブラ太郎評)
「ブラッシュアップライフ」を想起させるけど

いわゆる岡田節(なんて聞いたことないけど)
全開な感じでカブッた印象はありません。

エレキコミックのラジオ
とか、
「ちょうどいい」
感じを掴んでて第1話は想ったより良いかもと
思いきや2話目のラストで
「え、そっち行くん!?」
となり、先が全く読めません。

岡田さん、ときにぶっ飛んでいくからな~。
と心配しつつも

1家族に一人、友達1グループに一人
いれば補完される俳優
岡山天音くん
という天使がいるんで
とりあえずラストまでは見守る予定です。


※↑番号は評価の高低ではありません。


ネットのドラマ評とかみると
ドラマって観る人によって評価ガラリと変わるんで面白いですね。

では
また、あとで。