HR石英インシュレーターの簡単実験

弊社のHR石英の特性を簡単に実験してみましたので参照下さい。

インシュレーターの特徴の一つですが、可聴帯域に歪みを持たないことでクセがなくなります。
また歪まない条件としまして、硬くて軽いことです。
そうすることで、物性が非常に安定していることなり、振動伝播特性が優れていることになります。
よってこのHR石英インシュレーターを使用すれは圧倒的な音質改善できます。

まずは、弊社のHR石英の物理的特性は比重2.2gでモース硬度7.0です。
20mmφｘ20mmのOPT-1HRですが、ほぼ計算通りです。

13.75g（計算上13.816gでシールの分が少し重い程度）

他社製水晶ガラスの物理的特性は比重2.5～3.0gでモース硬度約5.0。
これは不純物がガラスよりも重たいのと、不純物によって比重や硬度が変化するからです。
全く同じ20mmφｘ20mmの寸法で重量を測定。

16.64g（計算上比重約2.65g）

不純物が混じると分子結合力が落ち硬度は落ちます。

硬度の簡単実験です。

まずはステンレス対HR石英です。
HR石英の角をステンレスに擦るという簡単な実験です。

見事にステンレスにキズがつきます。

今度は、ステンレスの角をHR石英に擦ってみます。

全くキズがつかないです。

そして、水晶対HR石英です。
HR石英の角を水晶に擦ると簡単に傷がつきます。


その逆です。

全く傷がつきません。

硬さの違いの差がある程度あるとこういう結果になります。

弊社のHR石英は不純物の殆どない強固な分子結合力で軽くて硬い素材ですので、可聴帯域にクセがなくどんな振動も全く歪まずいち早く伝播し処理できる理想のインシュレーターとして製品化しております。

SAA-8SZ-MK2新製品情報と製造動画です

Mazakのマシニングセンターで製造しているSAA-8SZ-MK2です。

航空機アルミ合金のモノブロックからの削り出しです。



左：モノブロック削り出し前、中央：セパレートスペース削り出し途中経過、右：ワイヤリングスペース完成


動画です。
参考までにご覧ください。

AudioReplas Machining center SAA-8SZ-MK2



機械的ストレスを排除するために、その後熱処理等が行われます。
音質を考慮してます。
この価格ではコストパフォーマンスがかなり高いと思います。


SAA-8SZ-MK2　￥108000　（税込￥113400）
5月中旬発売予定。

カタログはPDFにてこちらです。

オーディオリプラスの歴史

オーディオリプラスは1992年にインシュレーターからスタートしました。
合成樹脂一体成型インシュレーターという当時は画期的なアイディアでした。
人口大理石をボビン状に形成し、その周りに隙間なく樹脂を流し込んだ振動モードの異なる材質を隙間なしで自由な形で形成するというものです。

それから、1995年にD/Aコンバーターを発売。
これは、シンプルが一番音がいいということをコンセプトに設計。
デジタル入力からアナログ出力までわずか5cmという極短回路です。
DACチップも16bit保証で非常にシンプルが売りでした。

その記事がレコパルに載りました。

当時は某有名自動車ファクトリーメーカーからカーオーディオ専用DACとして採用されました。





シンプルかつ画期的な技術。

あれから20年近く経ちますが、オーディオリプラスは現在も同じコンセプトで製品開発を行っております。

削り出し用のマシニングセンターについて

旋盤やNCセンターでは刃物を使って切削していきますが、それの多くはダイヤモンドを使用しています。
先端の黄色い透明なチップが単結晶人造ダイヤモンドです。
これを使うことで非常に細かくて正確、綺麗な仕上げになります。


また5軸マシニングセンターの導入も検討しています。
5軸ですので3軸にプラスして傾斜軸、回転軸角度が加わります。
同時5軸加工なのでエンジンブロックやエンジンヘッドなども一度に切削可能です。
立派なマンションの金額位しますが価値ありそうです。

オーディオリプラスの技術について

9月4日の地元新聞の記事です。

モータースポーツ界、ホイール業界では世界的に有名な「BBS」ですが、
本社は福井だということをご存知でしょうか？

アルミ合金鍛造技術は世界で最先端を誇ります。

航空機アルミを使った鍛造アルミホイールが誕生したそうです。

福井の地場産業としましては、あまり有名ではないようですが、

①メガネ枠は国内90％、世界20％のトップシェアです。
形状記憶合金やチタンフレーム、メッキ技術などレアメタルを使った産業が盛んです。

②ナイフや刃物などの冶金、鍛造技術も豊富です。

③車のオートマに使われてるトルクコンバーターも福井が20％と全国シェアナンバーワンです。

④アラミド繊維の三軸織物の技術も福井です。
こちらはNASAの宇宙服にも採用されております。

⑤積層セラミックコンデンサーは世界シェア35％と福井の企業がトップ。
こちらの工場にもオーディオリプラスの指定工場が精密治具を製作しております。
それに伴い、ナノめっき技術も世界で最も進んでおり、オーディオリプラスの製品にも使われております。

⑥カーシート生地も福井が国内シェアナンバーワンです。
ちなみにリプラスのSFPやSFCの特殊繊維の一部はItalyですので関係ありませんが、どこかで繋がっている可能性はあります。

⑦F1マシンの部品加工にも使われている5軸加工マシニングセンターの開発製造も福井の企業です。

などなど、
オーディオリプラスの指定工場では、それらの機械工作パーツや
精密機器の治具やパーツなども製造しています。
加工の難しいチタンの削り出し加工も全国で唯一選ばれた工場です。

オーディオリプラスでは、
世界に誇れる技術をオーディオにふんだんに取り入れたアクセサリーを開発しております。