平成22年度卒業生へ

特別な思い入れのある子供たちです。
とても小さくて、喧嘩ばかりして、何かあるとすぐに助けを求めてきたり、すぐに泣いたり・・・

学校の先生とは違う立場で見守ってきたつもりです。でも、立場上本当に見守る事しかできませんでした・・・
家庭の事情をかかえて小さな体で悩んだり、明るく振舞ったりとする子。　自分の気持ちや行動がコントロールできなくて悩む子。
ずっとくっついて離れない子。　とにかくどうしたらこの子たちの気持ちが楽になるのか、それだけを考えて子供たちと付き合ってきました。
「甘やかしすぎ」「いちいち対応しない」とベテラン先生方から言われてばかりでしたが・・・私には根本的な問題を解決する事ができないので、せめて今の不安から開放してあげたい気持ちでした。

でも、学年を上るに連れて子供たちは私に頼らなくなるし、泣きついてくる事もなくなりました。寂しい事ですが、自分たちで解決しよう！自分たちで友達を支えてあげよう！　とても、友達思いの頼もしい高学年に成長していました。
この学年は歌もとても上手で彼らが一年生の時「Believe-ビリーヴ」を歌ってくれた時は天使の歌声か！？って思うくらい優しい歌声で涙が止まりませんでした。去年の6年生を送り出すときに歌ったアンジェラ・アキ「拝啓-十五の君へ」もとても難しい歌なのにいっぱい練習をしたようでとても感動したのを思い出します。
卒業式には何を歌うのかな？　きっと、またすばらしい歌声でお世話になった先生方に贈るんでしょうね♪　

１．たとえば君が　傷ついて
　　くじけそうに　なった時は
　　かならずぼくが　そばにいて
　　ささえてあげるよ　その肩を
　　　世界中の　希望のせて
　　　この地球は　まわってる
　　　いま未来の　扉を開けるとき
　　　悲しみや　苦しみが
　　　いつの日か　喜びに変わるだろう
　　　アイ　ビリーブ　イン　フューチャー
　　　信じてる

２．もしも誰かが　君のそばで
　　泣き出しそうに　なった時は
　　だまって腕を　とりながら
　　いっしょに歩いて　くれるよね
　　　世界中の　やさしさで
　　　この地球を　つつみたい
　　　いま素直な　気持ちになれるなら
　　　憧れや　愛しさが
　　　大空に　はじけて耀（ひか）るだろう
　　　アイ　ビリーブ　イン　フューチャー
　　　信じてる

　　　いま未来の　扉を開けるとき
　　　アイ　ビリーブ　イン　フューチャー
　　　信じてる　

もう一度、聞きたかったな。　
明日は卒業式。　大変なときの卒業式になっちゃったけど、何とか卒業式が行われる予定らしいので安心しました。

卒業おめでとうございます！