セラピードッグ

昨日、国際セラピードッグ協会へ大木トオルさんのお話＆セラピードッグふれあい会に参加してきました。
先日、テレビの動物番組でも取り上げられていましたね。
捨てられた犬たちを保健所から救出し、老後施設や養護施設などの現場で活躍できるように訓練された犬たちです。

今日会えた犬たちの名前はまず、チロリちゃんから引き継いだ２代目リーダー犬のピースくんと、控えめなミッキーくん、愛くるしいウッディーくん　そして、元気いっぱいの小太郎くんの４頭でした。
テレビを見ていて思ったのですが、実際に会って本当にこの子達の表情が穏やかで優しいのです！　捨てられて厳しく、辛い思いをしてきたはずなのにまったくそんな事を感じさせないのです。　怖い、苦しい、人間から受けたさまざまな虐待の記憶はなくなってないはずなのに・・・

元気いっぱいの小太郎君と触れ合っているとき思わずその優しい表情の面影に「しし丸」を見つけてしまいました。 恥ずかしながら、人前で涙を止める事ができませんでした。
ポンっとスイッチを入れられたみたいに涙が出てきたので自分でも「あれ？」でした。止めようにも止められなく、小太郎ちゃんの魔法にかかったようでした。　不思議ですね。
でも、これがこの子達の「魔法」なんだなと。　この瞳に見つめられて次第に閉ざした、鍵をかけてしまった心を優しく解きほぐす。

しし丸も私のセラピードッグだったんですよ(笑）辛いことや、嫌な事があって部屋に閉じこもってると「カリカリ」「戸を空けろっ」て。で、中に入れるとじっとそばに来て・・・ただ座ってるんです。　泣いていれば、ずっと顔を舐めててくれるんです。
だから、頑張れた時もあります。

もっともっと、この活動が知れ渡りたくさんの犬の命とセラピードッグを必要としている人々を救ってほしいと思いました。　そして、処分をしなければいけない保健所の方たちの心を救ってあげて欲しいと思いました。

犬も人も救われる、こんなすばらしい活動が日本にあるんだと知って欲しいですね。