AviUtlのカスタムオブジェクトでは、雨や雲、雪といった映像を簡単に作れます。
そんなカスタムオブジェクトの映像の種類の中で、「星」という種類の映像は、3D空間に星の映像を配置するので、カメラ制御と一緒に使える映像となっています。
ただ、カスタムオブジェクトの「星」の映像を3D映像として扱うのは少し複雑なので、カメラ制御と一緒に星の映像を使う際の注意点について紹介していきます。
カスタムオブジェクトの「星」の映像は平面の円図形
まず、注意していただきたいのは、カスタムオブジェクトの「星」の映像は、平面の円図形を3D空間に配置していて、その円図形が常にカメラの方を向き、カメラの方向へ移動してくる映像になっているという点です。
ですので、カメラ制御の「XYZ」でカメラの位置を移動しても、自動的に、円図形がカメラの方を向き、カメラの正面に向かって移動してくる映像になります。
ですが、カスタムオブジェクトの「星」を「拡張描画」に切り替えて、「X軸回転」などで3D回転させると、3D空間に配置されている円図形のまとまりを、1つの塊としてX軸回転させるため、星が移動しているのを横から見ているような映像になります。
カスタムオブジェクトの「星」とカメラ制御を合わせた使い方をする際には、この点に注意して3D映像を作るようにしてください。