こないだは春樹の方でしたが、今回は龍です。
『限りなく透明に近いブルー』と『コインロッカー・ベイビーズ』を読んだのですが、エロと暴力が強烈に頭に残りました。
どちらも現実離れした世界は面白かったですけど。
龍の物語はちょっと私には合わないかもなぁ・・・と思いつつ『インザ・ミソスープ』を読みました。
これは私好みで好きです。
フランクというちょっとキレてる外人が出てくるんですが、半端なキレ方じゃないんですよ。
物語の途中でフランクの凄まじい殺戮を見ることが出来るんですね。
龍さん、その現場に立ち会ったんですか?っていうぐらい生々しい描写だし。
そんなフランクと、風俗ガイドのケンジの奇妙な関係がまた怖いんですよね。
いつ、その関係が、どんな風に終わるのか・・・もう、本当にハラハラハラハラしながら読みました。
私がフランクに目をつけられたら、すぐ殺されそうだ。(笑)
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