それがきっかけで年に1回、毎年この時期になると6年生に向け絞りの授業を行っています。
きっかけとなったキャリア事業では、私の他に数10名、現役で働く各分野の業種の方が学校に呼ばれていました。
あらかじめ生徒はアンケートを行い自分の性格に合った職種を参考に、分けられたブースを周り実際に話を聞くと言う学内イベントです。
私は提供する側として、図工室に待機し、20分に15名ほどの小学生とその保護者に向けプレゼンや実演をしました。
小学校ってこんな授業ができるなんて素晴らしいです。
まさに生きた授業ですね!
図工室に一緒にいたのは着物デザイナーさんで一緒に仕事をしたこともある方でした。他にスポーツ選手や消防士さん、音楽家、料理人やホテル業界の人など体育館や音楽室にたくさんの業種の人が来ていたと先生から聞きました。
とにかく素晴らしい。
私も聞きたかった!!
それから1年後、絞りの授業依頼がきました。コロナ禍ではありましたがやはりかなり前向きな学校です。
その時に驚いたのは学内放送。
無事に授業を終え片付けをしているときに
流れていた学内放送は、なんと給食中にも関わらず、外部講師が登場し子供達による業種インタビューがはじまりました。
その時にインタビューに応じていたのはパン屋さんで働く職人さん。
大変なところ、苦労しているところ、今の仕事を始めたきっかけや今後の新しい取り組みをお話されていました。
なんと勉強になる事でしょう。
すごくないですか?
小学校からそんな取り組みがあるなんて目から鱗でした。
そんなキャリアに特化した教育を普段からしている名古屋私立矢田小学校の授業はありがたいことに今回で4回目で大好評です。
明日、6月28日火曜日に75人の生徒に教えてきます。
余談ですが、
今年の4月頃こんな事がありました。
有松にあるアトリエには毎日染め体験をしているのですが、ある日アトリエに来たのはお母さんと男の子。
「先生、僕の事覚えていますでしょうか?」
そう私に質問した男の子。
うーんはて、どこかで会ったかしら?と考えていると、、、、
「僕矢田小学校出身です!先生の授業を受けてすごく楽しかったからここに来たくてしょうがなかったんです」と。
わぁーうれしいですね。
なんと今は卒業し、中学生になった生徒さんがアトリエに来てくださりました。
「あの時の授業が楽しすぎて」と嬉しそうに話す男の子。
そんなふうに一人でも多くの若い世代に興味を持ってもらいたくて日々活動しているのでとっても嬉しい出来事でした。
新しいことに挑戦している学校はイキイキとして明るく、そんな前向きな学びで育った生徒さんはやはり積極的で明るいと感じます。
明日はどんな生徒さんに会えますでしょうか?ワクワクドキドキ致します!
これからも可能ならずっと続けていきたい活動ですね🌟
明日は笑顔で元気に行ってきま〜す