いくら挑戦してもなかなか思い描く素敵な物にならない。
同じように染めているのに仕上がりが全然違うのは、、、なぜ?と、不思議に思う時があります。
私が苦手な色は「赤」。
お客様からリクエストがあっても、、、「赤は染められないんです。」
「美しく染められないのですが良いでしょうか?」
そんなふうに答えておりました。
重い腰がやっと上がったのは先週の事。
「エンジに染めたいのです」とお客様。
赤よりも深い赤の色です。
1回目は断りました。
お1人であったら、、、何度言われても断っていたかもしれません。
でも、、、今回はお2人揃って「やっぱりエンジ色に染めたい!」と。
少し止まって、、、考えて、、、
「では、やってみましょう!」と
染料を調合し、苦手な赤に挑戦しました。
半襟、そしてポーチにお仕立てになる予定の生地です。
なんとも美しい赤。
ずっと逃げていた思い描く赤ができました。
続いてのお客様も選んだ色はやはり赤。
これまでローズ(ピンクよりの赤)で終わっていた赤系が、美しく染まりました。
結婚式招待状に貼る和紙です。
ご夫婦揃って祝福のパっとした赤で和紙を染めました。
なんとも幸せそうなお姿に私もほっこり。
さて、
苦手な赤に私も挑戦!
あんなにも苦手だった赤が少し好きになった瞬間でもありました!
これからも苦手意識を持たずに赤色に挑戦してみたいと思います☺️
気づけばいろんな赤があって赤色を目にしたり発見するのも好きになりました🥰