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有松鳴海絞大須賀彩の【日常彩り日記】

番組審議委員会と気づき

4月から突然抜擢されたCBC番組審議委員会。
3回目を迎えて思ったのはとても楽しい!と言うことです。
子育てや活動のなかでほとんどテレビを見ないのですが、審議させていただく中で日々考えさせられる事が多いのです。

各界の著名人が選ばれる中、今回CBCラジオの方からの推薦でスタートしました。

初めは自信なかったし、なぜ私が選んでいただけたのだろか?とそんなことばかり考えていました。
でもそろそろそんな考えも捨てなくてはいけません。
選ばれた以上、全力を尽くさねば!そんな思いで審議させていただいております。

月に1回出される番組をみんなで審議する中、大変勉強になります。そんな考えもあったのか、私もこう思っていた。などなど。
また、審議には番組製作の責任者も同席します。
実はこういった経緯でこうなったなど。
そんな事を知れるのもほとんどの人が経験できない事です。

2回目3回目と続いたのはドキュメンタリー番組です。
自身と重ねて考える事が多い重い内容となりました。
来る日も来る日も考え、視点や発想が徐々に変わって行きます。審議委員会に選ばれなければ考える事もなくすぎてしまっていた事です。

伝統工芸では、なかなか自分の意見を表立って言ったり、間違っていた事があってもなかなか言えません。
もしくは言ったがために苦労したり、生きづらくなってしまう場合があり言い出せなくなってしまうのです。暗黙の了解で若手は、意見を言ってはいけないようなそんな環境下にいると自分の意見は言えず我慢するシーンが徐々に増えてきました。

グループ活動の中でもほとんど自分の意見を言わないことの方が多い私です。

いつしか自分の意見を言うのが苦手だと思うようになりました。
波風立たせず、できるだけ平和を好むがゆえ導き出した沈黙ではありますが
最近、意見を求められるシーンが増えてきました。
もしかしてそれは、自分が勝手に「言ってはいけない」と、マイナス方向に思い込んでいただけなのかもしれないとふと思うようになりました。
言っても聞いてもらえない。
これを言ってしまったら混乱させてしまうかもしれないなどの不安からくるものです。

でも言葉を選べば自分の意見はもっともっと言ってもいいのです。

審議委員会になって自分の意見を求められた事によって気づいた気づきは私の人生の生き方も変えようとしています。

「審議する中でどう言う意見を言ったらよかったでしょうか?」
審議委員会が始まる前にした質問に笑顔で「彩さんが思う素直な意見が貴重なんです!」そう言ってもらえた事でのしかかっていた肩の荷が降りました。

恥ずかしくても私らしく、自分の意見を胸張って言おう!
そう思って番組審議委員会に挑んでいます。
2年間の任務ですが、自分の成長と共に、なぜこのタイミングで自分が審議委員会に選ばれたかのその意味もあるのではないか?と思うようになりました。

「意味のないことは起こらない」
私にとって訓練であり、自分の意見は言ってもいいよと導かれたように思います。

また来月、審議委員会が開かれます。
自分なりの視点で番組を審議させていただきたいと思います。



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